第3章 令和元年度高齢社会対策(第1節 4)

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第1節 令和元年度の高齢社会対策の基本的な取組(4)

4 全世代型社会保障制度の実現に向けて

意欲ある高齢者に働く場を準備するため、65歳以上への継続雇用年齢の引上げに向けた検討を継続する。この際、個人の希望や実情に応じた多様な就業機会の提供に留意する。

あわせて、新卒一括採用の見直しや中途採用の拡大、労働移動の円滑化といった雇用制度の改革について検討を行う。

健康・医療の分野では、寿命と健康寿命の差をできるだけ縮めるため、糖尿病・高齢者虚弱・認知症の予防に取り組み、自治体等の保険者が予防施策を進めるインセンティブ措置の強化を検討する。

以上の論点について、令和元年夏までに3年間の工程表を含む実行計画を決定する。

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