第1章 高齢化の状況(第1節 6)

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第1節 高齢化の状況(6)

6 高齢化の社会保障給付費に対する影響

国立社会保障・人口問題研究所「令和元年度社会保障費用統計」により、社会保障給付費(年金・医療・福祉その他を合わせた額)全体について見ると、令和元年度は123兆9,241億円となり過去最高の水準となった。また、国民所得に占める割合は30.88%(前年度比0.7ポイント増)となった。社会保障給付費のうち、高齢者関係給付費(国立社会保障・人口問題研究所の定義において、年金保険給付費、高齢者医療給付費、老人福祉サービス給付費及び高年齢雇用継続給付費を合わせた額)について見ると、令和元年度は82兆444億円となり、前年度の80兆8,582億円から1兆1,862億円増加した。なお、社会保障給付費に占める割合は66.2%で、前年度から0.4ポイント減少となっている(図1-1-13)。

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