第1章 高齢化の状況(第3節 1)

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第3節 〈特集〉高齢者の日常生活・地域社会への参加に関する調査(1)

内閣府では、「高齢社会対策大網」(平成30年2月閣議決定)に基づく、「就業・所得」「健康・福祉」「学習・社会参加」「生活環境」「研究開発・国際社会への貢献等」の分野を踏まえて、高齢社会対策に関する調査を実施している。令和3年度は「高齢者の日常生活・地域社会への参加に関する調査」を実施し、日常生活に関する事項と社会活動等への参加に関する事項についての意識や実態を把握することとした。

具体的には、主な調査項目として、「生きがいを感じる程度」「近所の人との付き合い方」「親しくしている友人・仲間」等について調査を行った。この白書では、調査結果の一部を紹介する。

内閣府
「高齢者の日常生活・地域社会への参加に関する調査」

  • 調査地域:全国
  • 調査対象者:60歳以上(令和3年11月1日現在)の男女
    ※ なお、本白書では、65歳以上の男女の集計結果を紹介する。
  • 調査方法:郵送調査法
  • 調査期間:令和3年12月6日~12月24日
  • 有効回答数:2,435サンプル
    (うち65歳以上(2,049サンプル))
  • 有効回収率60.9%

【調査対象者の主な基本属性】

F1 性別
N %
全体 2,049 100.0
男性 984 48.0
女性 1,065 52.0
F2 年齢
N %
全体 2,049 100.0
65~74歳 1,110 54.2
75歳以上 939 45.8

1 生きがいを感じる程度について

生きがい(喜びや楽しみ)を感じる程度について見ると、生きがいを「十分感じている」が22.9%、「多少感じている」が49.4%となっており、合計すると72.3%となっている(図1-3-1-1)。

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