第1章 高齢化の状況(第1節 3)
第1節 高齢化の状況(3)
3 家族と世帯
(1) 65歳以上の者のいる世帯は全世帯の約半数
65歳以上の者のいる世帯について見ると、令和4年現在、世帯数は2,747万4千世帯と、全世帯(5,431万世帯)の50.6%を占めている。
昭和55年では世帯構造の中で三世代世帯の割合が一番多く、全体の半数を占めていたが、令和4年では夫婦のみの世帯及び単独世帯がそれぞれ約3割を占めている(図1-1-8)。

(2) 65歳以上の一人暮らしの者が増加傾向
65歳以上の一人暮らしの者は男女ともに増加傾向にあり、昭和55年には65歳以上の男女それぞれの人口に占める割合は男性4.3%、女性11.2%であったが、令和2年には男性15.0%、女性22.1%となり、令和32年には男性26.1%、女性29.3%となると見込まれている(図1-1-9)。
