交通事故被害者の支援 第6章 交通事故被害者および家族・遺族の会の役割
1) | 民間支援センターが関わっていないで、被害者自らが運営する自助グループ(全国に20数カ所あると思われる)では、被害者個人の努力によってのみ行なわれている場合が多いため、主催する被害者の経済的、精神的負担が大きい。 ・連絡方法 ・会場確保 ・協力者の確保 ・財政的基盤 |
2) | 自助グループの効果的な運営に関する研修の機会もなく、自己流で行ない、被害者同士で傷つけてしまうこともあるため、主催者に対する研修の機会を提供することが必要である。 |
3) | 気軽に参加できるためには、もっと身近なところで参加できる自助グループを、各地の民間被害者支援組織、自治体や関係者が援助して作る必要がある。 |
4) | ファシリテーターを育成する。 |
5) | 子供がいる場合、保育に携わる支援者が必要である。 |
6) | 男性や子供も参加しやすい内容や開催日時の工夫(夏休みのサマーキャンプ、野外活動など)をする。 |
7) | 小さな子供を持つ被害者も参加しやすい、保育体制を確立する。 |