平成17年度 交通事故の状況及び交通安全施策の現況、平成18年度 交通安全施策に関する計画 概要
I 現況の概要
第1編 陸上交通
第2部 鉄道交通
第1章 鉄道交通事故の動向
I 現況の概要
第1編 陸上交通
第2部 鉄道交通
第1章 鉄道交通事故の動向
1 近年の運転事故の状況
- (1)
- 鉄道交通における運転事故※は、長期にわたり減少傾向にあったが、平成17年の運転事故件数は905件で前年比15.7%増となった。
- ※運転事故
- 列車衝突事故、列車脱線事故、列車火災事故、踏切障害事故、道路障害事故、鉄道人身障害事故及び鉄道物損事故をいう。なお、軌道の運転事故は、鉄道運転事故と同様に定義する。
- (2)
- 運転事故による死傷者数は1,358人(うち死亡者474人)と前年比104.8%増となった。
- (3)
- 踏切事故は450件で前年比20.6%増であり、運転事故の約半数を占めた。また、死傷者数は306人で前年比20.0%増となった。
- (4)
- 平成17年中の重大事故は、3月2日に発生した土佐くろしお鉄道宿毛線、4月25日に発生した西日本旅客鉄道福知山線、10月14日に発生した広島電鉄宇品線及び12月25日に発生した東日本旅客鉄道羽越線の脱線事故の4件である。
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