平成17年度交通事故の状況及び交通安全施策の現況
第1編 陸上交通
第2部 鉄道交通
第2章 鉄道交通安全施策の現況
第6節 科学技術の振興

第1編 陸上交通

第2部 鉄道交通

第2章 鉄道交通安全施策の現況

第6節 科学技術の振興

国土交通省関係の研究

気象庁気象研究所等の研究
鉄道交通の安全に寄与する気象情報等の精度向上を図るため、気象庁気象研究所を中心に、第1編第1部第2章第8節1(6)ウで述べた研究等、気象・地象・水象に関する基礎的及び応用的研究を行った。
独立行政法人交通安全環境研究所の研究
超低床車両を用いたLRTシステムの高度化や安全性向上に関する研究、準天頂衛星と全地球測位システム(GPS)を用いた高精度測位システムを利用して、簡便な信号保安システムを構築するための研究を行った。また、鉄道から放射される磁界を測定できる測定器の開発を行い、それを用いた実態把握等を行った。これらのほか、急曲線通過時の安全性の常時観測を目的とした新しい脱線係数の測定法や鉄道事故の原因分析やリスク分析に関する研究を実施したほか、ヒューマンエラー事故防止技術の研究に着手した。

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