平成21年度 交通事故の状況及び交通安全施策の現況
トピック
ホーム上の安全対策

トピック

ホーム上の安全対策

○障害者、高齢者をはじめとするすべての利用者のホームからの転落等を防止するため、鉄道駅におけるホームドア(可動式ホーム柵を含む)の設置を推進している。

○平成21年3月31日現在、全国でホームドアは12路線141駅、可動式ホーム柵は25路線291駅に設置されている。

ホームドア

可動式ホーム柵

○プラットホームからの転落事故防止等に対する安全対策として、列車の速度が高く、かつ、1時間当たりの運転本数の多いプラットホームについては、非常停止押しボタン又は転落検知マットの設置及びプラットホーム下の待避スペースを整備するよう行政指導している。

※プラットホームへの列車の進入速度が概ね60km/h、かつ、運転本数が1時間当たり概ね12本の列車が通過又は停車するプラットホームが対象

○平成21年3月31日現在、非常停止押しボタン又は転落検知マットについては、対象2,074駅のうち1,828駅(88%)、プラットホーム下の待避スペース等については、対象2,074駅の全てに整備されている。

非常停止押しボタン

転落検知マット

ホームに上がるためのステップ

ホーム下の待避スペース

目次 | 前へ | 新交通ビジョンを踏まえた海上交通の安全確保のための制度改正