平成22年度 交通事故の状況及び交通安全施策の現況 平成23年度 交通安全施策に関する計画(概要)
I 現況の概要
第1編 陸上交通
第2部 鉄道交通
第1章 鉄道交通事故の動向
I 現況の概要
第1編 陸上交通
第2部 鉄道交通
第1章 鉄道交通事故の動向
1 近年の運転事故の状況
- <1>
- 鉄道交通における運転事故※は、長期的には減少傾向にあり、平成2年に1,382件であったものが、平成22年の運転事故件数は870件となった。
- ※運転事故
- 列車衝突事故、列車脱線事故、列車火災事故、踏切障害事故、道路障害事故、鉄道人身障害事故及び鉄道物損事故をいう。なお、軌道の運転事故は、鉄道運転事故と同様に定義する。
- <2>
- 運転事故による死傷者数は760人(うち死亡者332人)で前年比8.6%増となった。
- <3>
- 踏切事故は314件で前年比4.0%減であり、運転事故の約36.1%を占めた。また、死傷者数は250人で前年比16.3%増となった。
- <4>
- 平成22年中の重大事故(死傷者が10名以上又は脱線両数が10両以上生じた事故)は、1月29日に発生したJR北海道の函館線深川駅~妹背牛駅において、踏切道で列車が大型トラックと衝突して脱線し、乗客等45人が負傷した列車脱線事故の1件である。
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