平成22年度 交通事故の状況及び交通安全施策の現況 平成23年度 交通安全施策に関する計画(概要)
II 計画の概要
トピック
ホーム上の安全対策

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II 計画の概要

トピック

ホーム上の安全対策

 ○ 視覚障害者等を始めとした全ての駅利用者の安全性向上を図ることを目的に、線路への落下を防止するホームドア(可動式ホーム柵を含む。)の設置を促進している(平成22年3月末現在で38路線449の駅で設置)。現在、国土交通省としても鉄道事業者をメンバーとする「ホームドアの整備促進等に関する検討会」を立ち上げてその整備方針策を検討しているところであり、その結果も踏まえ、より一層の整備促進を図ることとしている。

ホームドア

可動式ホーム柵

 ○ プラットホームからの転落事故防止等に対する安全対策として、列車の速度が高く、かつ、1時間当たりの運転本数の多いプラットホームについては、非常停止押しボタン又は転落検知マットの設置及びプラットホーム下の待避スペースを整備するよう行政指導している。

※プラットホームへの列車の進入速度が概ね60km/h、かつ、運転本数が1時間あたり概ね12本の列車が通過又は停車するプラットホームが対象

 ○ 平成22年3月31日現在、非常停止押しボタン又は転落検知マットについては、対象2,074駅のうち1,881駅(91%)、プラットホーム下の待避スペース等については、対象2,074駅の全てに整備されている。

非常停止押しボタン

転落検知マット

ホームに上がるためのステップ

ホーム下の待避スペース

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