I 現況の概要

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第2編 海上交通

第1章 海難等の動向

1 平成26年中の海難等及び海難救助の状況

  1. <1> 海難船舶数は2,138隻であった。うち692隻の自力入港を除く1,446隻中,1,240隻が救助された。また,海難船舶乗船者9,617人のうち,5,835人の自力救助を除く3,782人中,3,709人が救助された。
  2. <2> 海難による死者・行方不明者の数は,第2次交通安全基本計画期間の年平均で426人であったものが,平成26年では85人となっており,8割の減少となった。
  3. <3> 船舶事故による死者・行方不明者数,船舶からの海中転落による死者・行方不明者数ともに漁船によるものが最も多く,それぞれ全体の52%,64%を占めている。
船舶事故隻数及びそれに伴う死者・行方不明者数の推移

2 平成26年中のプレジャーボート等の事故等及び海難救助の状況

  1. <1> プレジャーボート等の海難船舶隻数は1,003隻であった。うち171隻の自力入港を除く832隻中737隻が救助された。
    ※ プレジャーボート
    モーターボート,ヨット,水上オートバイ等海洋レジャーに用いられる船艇の総称。
  2. <2> プレジャーボート等の海難船舶隻数は前年より85隻減少したが,海難船舶隻数全体の47%を占めている。
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