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駅ホームにおける転落防止対策~「駅ホームにおける安全性向上のための検討会」中間とりまとめ(平成28年12月)のフォローアップ概要~

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駅ホームにおける転落防止対策は,「駅ホームにおける安全性向上のための検討会」中間とりまとめ(平成28年12月)に基づき,ハード・ソフト一体的に進めている。

■フォローアップのポイント [平成29年7月第7回検討会開催時点]

» 平成32年度までに,駅全体で882駅のホームドア整備が完了,交通政策基本計画の目標800駅を前倒し達成見込み
特に,利用者10万人/日以上駅のうち,整備条件を満たす全駅でホームドアを整備

» 平成30年度までに,利用者1万人/日以上駅で,内方線付き点状ブロックの整備が概ね完了

» 視覚障害者が参画した研修,旅客を対象とした声かけキャンペーンなどソフト対策の取組が拡大

※第7回「駅ホームにおける安全性向上のための検討会」(平成29年7月25日)にてフォローアップを実施。


■「中間とりまとめ」における転落防止対策

【ホームドア整備】

〔従来型ホームドア〕。イメージ

» 転落事故の約半数を占める利用者10万人/日以上駅を優先的に整備

ア)車両の扉位置が一定など整備条件を満たしている場合,原則として平成32年度までに整備

イ)整備条件を満たしていない場合,新型ホームドアや車両更新を検討

(i) 新型ホームドアにより対応する場合,概ね5年を目途に整備又は整備着手

(ii) 車両更新により対応する場合,更新後速やかに整備

(iii) 扉位置不一致等の解消困難な場合等,駅員等による誘導案内等のソフト対策を重点実施

» 利用者10万人/日未満の駅は,駅の状況等を勘案して整備

【新型ホームドアの普及促進】

» 従来型の導入の課題(扉位置の不一致等)を解消する新型ホームドア(昇降ロープ式等)の普及を,利用者への声に配慮しつつ,積極的に促進

→こうした取組により,交通政策基本計画(平成27年2月閣議決定)において,平成32年度に約800駅としている整備目標について,できる限りの前倒しを図る

〔昇降ロープ式ホーム柵〕。写真
〔大開口ホーム柵〕。写真
〔スマートホームドア®〕。写真

【内方線付き点状ブロックの整備促進】

〔内方線〕。イメージ

» 転落事故の約9割を占める利用者1万人/日以上駅平成30年度までに整備

【ソフト面の対策】

» 駅員等による誘導案内の強化と接遇能力の向上

» 旅客による声かけ,誘導案内の促進 等


■転落防止対策の取組状況

【ホームドア】

» 鉄道駅全体(686駅を整備済み(平成28年度末))

平成32年度までに196駅を整備

882駅が整備済みとなり,交通政策基本計画の目標(約800駅)を前倒し達成の見込み

» 利用者10万人/日以上駅(260駅のうち整備済みの84駅(平成28年度末)を除く176駅が対象)

1平成32年度までに,整備条件を満たしている全46駅を整備
加えて,新型ホームドアや車両更新による扉位置の統一により,18駅を整備

2平成33年度以降,新型ホームドアや車両更新の進展,駅改良にあわせた整備によりさらに51駅を整備(整備済合計199駅)

ホームドア設置駅数の見込み(全駅)。平成28年度末の686に対し、平成33年度以降の見込みを995としている
ホームドア設置駅数の見込み(利用者10万人/日以上駅)。平成28年度末の84に対し、平成33年度以降の見込みを199としている

【内方線付き点状ブロック】

» 平成30年度までに,利用者1万人/日以上駅において,ホームドア整備(又は予定)駅を除く394駅のうち391駅を整備(概ね整備完了見込み)

【ソフト面の対策】

» 視覚障害者が参画した研修等を実施する取組が倍増

» 国主催の声かけ・見守りキャンペーンに加え,鉄道事業者等も独自にキャンペーンを実施

» 駅に於ける盲導犬の育成や訓練への協力が大幅増

(鉄道事業者の取組事例)

接客コンテストにおける,障害者への案内に関するロールプレイング(東急)。写真
障害者団体との協力によるセミナー(西武)。写真
大学とタイアップした介助を必要とする方へのボランティア活動(東京メトロ)。写真

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