トピックス
交通ボランティア活動の取組について

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福島県「鏡石町交通安全母の会」の活動

鏡石町交通安全母の会は,昭和45年の設立以来,地元の警察や関係機関・団体等と連携しながら,地域の実情に即した交通安全活動に積極的に取り組んでいる。

新入学(園)児童・園児に対し,交通安全ぬり絵やランドセルカバー,交通安全を祈願した手作りのマスコットを寄贈しているほか,町内の幼稚園児等を対象に,実際の自動車教習所のコースを使用した交通安全教室を開催するなど,工夫を凝らして児童・園児の交通安全意識の高揚を図っている。

また,高齢者にチラシや反射シールを配布し,交通事故防止を呼びかけるとともに,歩行環境シミュレーターを活用した参加・体験型の交通安全教室を開催するなど,高齢者の交通安全対策を推進している。

新入学児童へのランドセルカバーの贈呈。ランドセルカバーなどを手渡す人と受け取る人の写真
高齢者を対象とした交通安全教室。道路をイメージしたモニター画面に立つ人と指導員の写真

滋賀県「守山野洲交通安全協会守山支部女性部『すこやかホタル』」の活動

守山野洲交通安全協会守山支部女性部「すこやかホタル」は,高齢者の交通事故防止を願って平成10年に結成され,組織ぐるみの交通安全対策を推進している。

「すこやかホタル」では,七夕・バレンタインデー・ひなまつりなど,その季節にあった手作り啓発品を作成して配布するなど,創意工夫を凝らしながら交通安全啓発活動をしている。

また,各自治会の高齢者サロンや子育てサロンなどの場で行っている人形劇や着ぐるみ劇による交通安全啓発寸劇は,幼児から高齢者まで幅広い世代の住民に好評で,地域に根付いた活動を積極的に行っている。

幼児対象の交通安全寸劇。着ぐるみを着た人が手をつないで交差点を歩く様子とそれを見守る指導員の写真
高齢者対象の交通安全教室。人形劇を行う人と指導員の写真

京都府「出水交通安全委員会」の活動

出水交通安全委員会は,昭和45年の結成以来,地元警察や関係機関・団体と密接に連携しながら子供と高齢者の交通事故防止対策の推進を重点課題とし,自転車の安全利用の促進に努めるなど,地域の実情に即した交通安全活動に積極的に取り組んできた。

同委員会は,毎年秋の全国交通安全運動に合わせ,地元小学生に対し,交通安全標語・ポスターの応募を促し,子供の交通安全意識の高揚を図っている。

また,地元小学校や中学校の校門横に交通安全啓発横断幕やのぼり旗を設置しているほか,学区内の高齢者施設等周辺にも交通安全のぼり旗を設置するなど,地域住民の交通安全意識の向上に貢献し,組織ぐるみで交通安全対策を推進している。

地元小学生登校時の見守り活動。登校する子供と横断旗も持って見守る人の写真
地元中学校における交通安全啓発幕等の設置。「交通安全運動実施中」の横断幕を掲げた中学校の校門の写真

千葉県柏市における「テレマティクスを活用した高齢者交通安全講習会」

高齢化社会を迎え,高齢ドライバーによる交通事故が増加傾向にあることから,柏市では平成28年度から高齢ドライバーを対象とした交通安全教室を開催している。

今年度はこれまでの講習内容に加え,新たな試みとして,日頃本人が利用している自家用車に「テレマティクスタグ」を1ヶ月間取り付け,運転技能やブレーキを踏む多発地点等のデータを収集し,交通安全マップを作成するとともに,収集したデータを基に,後日,警察から講義を行ったところである。

今後は,作成した交通安全マップを様々な交通安全教室で活用し,更なる交通事故の削減に努めることとしている。

教習車による実技指導。教習車に乗っている人と並んで待つ人の写真
データ収集した交通安全MAP。地図上に車やスマートフォン、スピードメーターのアイコンを置いているイメージ
交通安全適性診断車体験。交通安全適性診断車に乗っている人と並んでいる人の写真
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