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無人航空機による物資配送の事業化に向けた
「レベル3.5飛行」制度の新設について
令和5年10月に開催された,「第1回デジタル行財政改革会議」でのドローンによる物資配送の事業化加速に係る内閣総理大臣指示を受け,国土交通省において集中的な検討を行い,同年12月にレベル3.5飛行の制度を新設した。
これは,ドローンの操縦ライセンスを保有する者が機上のカメラにより歩行者等の有無を確認することにより,補助者や看板の設置,地上を車両などが走行している際のドローンの上空での一時停止といった従来の立入管理措置が不要となる飛行の形態であり,効率的なドローンの飛行を可能とするものである。
また,飛行許可・承認手続のDX化を図ることにより,ドローンを飛行させる際の許可・承認手続に要する期間を大幅に短縮することなどを検討している。
こうした取組を早急に進め,ドローンの飛行の安全を確保しつつ,ドローン配送の事業化を強力に推進していく。