II.－6.障害者の自助団体
自助組織の活動を推進するため、1995年に障害者団体相談・指導強化事業を創設し、障害者が抱える問題等の相談・指導に当たる自助組織のリーダーの育成を図った。
また、在宅障害者やその家族の地域における生活を支援する市町村障害者生活支援事業を1996年に創設し、障害者自身がカウンセラーとなって援助・支援を行うピアカウンセリングの普及を推進した。
さらに、障害者の権利擁護を図るため、権利擁護に係る相談等の常設窓口である障害者１１０番事業を1998年に創設し、各都道府県への設置を推進した。
このほか、高齢者・障害者福祉基金を1996年、障害者スポーツ支援基金を1998年に創設し、高齢者・障害者の在宅福祉等整備事業及び障害者スポーツ振興事業を行っている自助組織(特定非営利活動法人を含む)に助成し、その活動を支援している。