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第2章 調査結果

4.啓発・広報の実施主体について

(1)障害や障害のある人に対する理解を深めるための啓発・広報の主体として多かったもの(MA)【問29】

 障害や障害のある人に対する理解を深めるための啓発・広報の主体として多かったものは、「民間団体(障害者団体、ボランティア団体など)」が67.2%で最も多く、次いで「地方自治体(市区町村)」が44.0%、「地方自治体(都道府県)」が34.3%となっている。

選択肢
355 16.6
地方自治体(都道府県) 733 34.3
地方自治体(市区町村) 939 44.0
民間団体(障害者団体、ボランティア団体など) 1,435 67.2
企業 104 4.9
教育機関 292 13.7
マスコミ関係 623 29.2
その他 29 1.4
特にない 152 7.1
不明・無回答 118 5.5
全体 2,135 100.0
啓発・広報の主体として多かったものグラフ画像

(2)関係機関が連携しながら啓発・広報がされていると思うか(SA)【問30】

 関係機関が連携しながら啓発・広報がされていると思うかを尋ねたところ、「どちらかといえばされていないと思う」が42.2%で最も多く、次いで「どちらかといえばされていると思う」が30.6%、「ほとんどされていないと思う」が19.1%となっている。

選択肢
十分されていると思う 49 2.3
どちらかといえばされていると思う 653 30.6
どちらかといえばされていないと思う 900 42.2
ほとんどされていないと思う 408 19.1
不明・無回答 125 5.9
全体 2,135 100.0
啓発・広報がされていると思うかグラフ画像

(3)今後期待している啓発・広報活動の実施主体(MA)【問31】

 今後期待している啓発・広報活動の実施主体は、「地方自治体(市区町村)」が59.8%で最も多く、次いで「国」が56.9%、「民間団体(障害者団体、ボランティア団体など)」が50.9%となっている。

選択肢
1,215 56.9
地方自治体(都道府県) 1,045 48.9
地方自治体(市区町村) 1,276 59.8
民間団体(障害者団体、ボランティア団体など) 1,086 50.9
企業 642 30.1
教育機関 1,034 48.4
マスコミ関係 988 46.3
その他 36 1.7
特にない 60 2.8
不明・無回答 90 4.2
全体 2,135 100.0
実施主体のグラフ画像

(4)障害や障害のある人に対する理解を深める広報活動が正しく提供されているか(SA)【問32】

 障害や障害のある人に対する理解を深める広報活動が正しく提供されているかを尋ねたところ、「正しい情報が提供されていないと思う」が62.4%、「正しい情報が提供されていると思う」が29.6%となっている。

選択肢
正しい情報が提供されていると思う 631 29.6
正しい情報が提供されていないと思う 1,332 62.4
不明・無回答 172 8.1
全体 2,135 100.0
正しく提供されているかのグラフ画像

(5)「障害者週間」の認知状況(SA)【問33】

 「障害者週間」の認知状況は、「月日まで知らないが、「障害者週間」があることは知っている」が44.3%で最も多く、次いで「知らない」が27.7%、「月日も含めて知っている」が24.6%となっている。
 年齢別にみると、「月日も含めて知っている」は年齢が高くなるにつれて割合が多くなっている。
 障害別にみると、視覚障害・聴覚障害は「月日も含めて知っている」、精神障害・その他の障害は「知らない」がそれぞれ最も多くなっている。

選択肢
月日も含めて知っている 525 24.6
月日まで知らないが、「障害者週間」があることは知っている 946 44.3
知らない 592 27.7
不明・無回答 72 3.4
全体 2,135 100.0
認知状況グラフ画像

【「障害者週間」の認知状況(年齢別、障害別)】
‐ (n)
月日も含めて知っている 月日まで知らないが、「障害者週間」があることは知っている 知らない 不明・無回答
全体 2,135 24.6 44.3 27.7 3.4
20歳未満 69 4.3 59.4 30.4 5.8
20歳代 174 9.8 37.9 41.7 5.2
30歳代 318 18.9 44.7 32.7 3.8
40歳代 371 24.0 47.2 27.5 1.3
50歳代 478 26.4 43.9 26.8 2.9
60歳代 454 31.7 44.9 20.5 2.9
70歳以上 246 33.3 40.2 22.8 3.7
視覚障害 263 46.8 38.0 12.5 2.7
聴覚障害 207 49.3 38.6 10.6 1.4
言語障害 9 22.2 44.4 11.1 22.2
盲ろう 23 26.1 34.8 21.7 17.4
肢体不自由 351 35.0 47.3 15.1 2.6
内部障害 382 13.4 51.0 33.5 2.1
知的障害 203 13.3 43.8 36.9 5.9
精神障害 331 9.1 41.7 47.1 2.1
発達障害 47 14.9 44.7 40.4 0.0
難病 72 15.3 51.4 30.6 2.8
その他の障害 11 9.1 36.4 45.5 9.1
重複障害 202 18.3 45.5 32.2 4.0


(6)「障害者週間」の行事等の認知状況(SA)【問34】

 「障害者週間」の行事等の認知状況は、「知らない」が56.8%、「知っている」が40.1%となっている。
 年齢別にみると、「知っている」は60歳代以上の年代で50%台と多くなっている。
 障害別にみると、「知っている」は聴覚障害で63.3%と多く、発達障害では19.1%と44.2ポイントの差がみられる。

選択肢
知っている 857 40.1
知らない 1,212 56.8
不明・無回答 66 3.1
全体 2,135 100.0
認知状況のグラフ画像

【「障害者週間」の行事等の認知状況(年齢別、障害別)】
‐ (n) 知っている 知らない 不明・無回答
全体 2,135 40.1 56.8 3.1
20歳未満 69 20.3 72.5 7.2
20歳代 174 18.4 76.4 5.2
30歳代 318 31.4 65.4 3.1
40歳代 371 36.9 60.1 3.0
50歳代 478 41.4 56.3 2.3
60歳代 454 51.8 45.6 2.6
70歳以上 246 52.8 45.1 2.0
視覚障害 263 55.1 41.8 3.0
聴覚障害 207 63.3 36.2 0.5
言語障害 9 44.4 55.6 0.0
盲ろう 23 52.2 39.1 8.7
肢体不自由 351 49.3 48.4 2.3
内部障害 382 31.4 67.3 1.3
知的障害 203 33.0 59.6 7.4
精神障害 331 26.6 69.8 3.6
発達障害 47 19.1 80.9 0.0
難病 72 30.6 68.1 1.4
その他の障害 11 36.4 54.5 9.1
重複障害 202 34.7 61.4 4.0


(7)「障害者週間」への参加状況(SA)【問35】

 「障害者週間」への参加状況は、「参加したことはない」が62.2%で最も多く、次いで「1回又は何度か参加したことがある」が24.5%、「毎年参加している」が9.7%となっている。
 年齢別にみると、「毎年参加している」は60歳代以上で10%台、50歳代以下では10%未満となっており、特に20歳未満が2.9%と割合が低くなっている。

選択肢
毎年参加している 207 9.7
1回又は何度か参加したことがある 524 24.5
参加したことはない 1,329 62.2
不明・無回答 75 3.5
全体 2,135 100.0
参加状況のグラフ画像

【「障害者週間」への参加状況(年齢別)】
‐ (n) 毎年参加している 1回又は何度か参加したことがある 参加したことはない 不明・無回答
全体 2,135 9.7 24.5 62.2 3.5
20歳未満 69 2.9 13.0 75.4 8.7
20歳代 174 4.0 13.2 77.0 5.7
30歳代 318 4.1 19.8 72.3 3.8
40歳代 371 8.9 22.9 65.2 3.0
50歳代 478 7.5 27.2 62.1 3.1
60歳代 454 13.9 32.4 51.5 2.2
70歳以上 246 19.5 24.8 52.0 3.7


(8)「障害者週間」の行事で重視する実施主体(MA)【問36】

 「障害者週間」の行事で重視する実施主体は、「地方自治体(市区町村)」が51.3%で最も多く、次いで「民間団体(障害者団体、ボランティア団体など)」が46.8%、「地方自治体(都道府県)」が38.4%となっている。

選択肢
571 26.7
地方自治体(都道府県) 820 38.4
地方自治体(市区町村) 1,095 51.3
民間団体(障害者団体、ボランティア団体など) 999 46.8
企業 175 8.2
教育機関 337 15.8
マスコミ関係 345 16.2
その他 22 1.0
特にない 211 9.9
不明・無回答 168 7.9
全体 2,135 100.0
実施主体のグラフ画像

(9)「障害者週間」における効果的な行事(MA)【問37】

 「障害者週間」における効果的な行事は、「シンポジウム・講演会」が56.0%で最も多く、次いで「体験学習会」が53.2%、「スポーツイベント」が32.4%となっている。
 年齢別にみると、50歳代以上では「シンポジウム・講演会」、40歳代以下では「体験学習会」がそれぞれ最も多くなっている。

選択肢
シンポジウム・講演会 1,195 56.0
体験学習会 1,136 53.2
作品展 592 27.7
表彰式 185 8.7
音楽会 445 20.8
映画上映 584 27.4
スポーツイベント 692 32.4
その他 75 3.5
特にない 169 7.9
不明・無回答 151 7.1
全体 2,135 100.0
効果的な行事グラフ画像

【「障害者週間」における効果的な行事(年齢別)】
‐ (n) シンポジウム・講演会 体験学習会 作品展 表彰式 音楽会 映画上映 スポーツイベント その他 特にない 不明・無回答
全体 2,135 56.0 53.2 27.7 8.7 20.8 27.4 32.4 3.5 7.9 7.1
20歳未満 69 33.3 53.6 34.8 11.6 27.5 36.2 50.7 2.9 8.7 5.8
20歳代 174 36.8 40.2 27.6 5.2 20.7 22.4 32.2 3.4 13.2 9.8
30歳代 318 48.1 48.7 20.1 6.6 17.9 27.7 31.4 4.4 8.2 10.4
40歳代 371 53.1 54.4 29.1 7.3 22.6 31.0 32.9 3.8 8.6 6.2
50歳代 478 60.0 54.2 27.4 7.7 19.9 28.2 28.9 3.8 8.2 6.9
60歳代 454 64.3 57.9 29.5 12.1 21.4 24.7 35.5 3.3 5.7 4.6
70歳以上 246 67.9 56.1 30.5 10.6 20.3 26.8 28.9 2.4 6.5 6.9

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