第1編 障害者の状況等(基礎的調査等より)
第1章 障害者の状況(基本的統計より)
第2節 暮らし
2.同居者及び配偶者の有無
在宅の身体障害者(18歳以上)では、同居者有りが84.7%であり、配偶者のある者も60.2%を占めている。
在宅の知的障害者では、同居者有りが94.7%であるが、夫婦で暮らしている者は2.3%に過ぎず、大半が親や兄弟姉妹と暮らしている。
外来の精神障害者では、同居者有りが81.2%あるものの、配偶者のある者は34.6%に止まっており、多くが親や兄弟姉妹と暮らしている。一方で、一人暮らしも17.9%ある。なお、統合失調症では配偶者のある者は18.7%であり、統合失調症以外の者で、配偶者のある者が46.0%であることと比べて相当低い水準にあるが、これは比較的若い時期に発症することにも原因があると考えられる。