第1編 障害者の状況等(基礎的調査等より)
第1章 障害者の状況(基本的統計より)
第3節 教育
1.障害のある児童生徒等の教育の状況
特別支援学校及び小学校、中学校の特別支援学級等の在籍者数
障害のある幼児児童生徒については、自立し社会参加する資質を培うため、一人一人の障害の種類、状態等に応じ、
<1> 特別支援学校(幼稚部・小学部・中学部・高等部)
<2> 小学校・中学校における特別支援学級
<3> 小学校・中学校における通級による指導
において、きめ細かな教育が行われている。
こうした教育を受けている幼児児童生徒は約36万6千人であり、このうち、義務教育段階は約30万2千人(全学齢児童生徒数の約2.9%)となっている。
■ 図表1-17 特別支援教育を受けている幼児児童生徒数
<1> 特別支援学校
約13万人 単位:人 (平成24年5月1日現在) |
区分 |
在学者数(人) |
幼稚部 |
小学部 |
中学部 |
高等部 |
視覚障害 |
227 |
1,760 |
1,114 |
2,793 |
聴覚障害 |
1,215 |
3,099 |
1,909 |
2,310 |
知的障害 |
211 |
32,889 |
25,482 |
56,773 |
肢体不自由 |
150 |
13,595 |
8,243 |
10,019 |
病弱・身体虚弱 |
14 |
7,349 |
5,164 |
6,663 |
計 |
1,569 |
37,097 |
28,829 |
62,499 |
注: 複数の障害を併せ有する幼児児童生徒については、それぞれの障害種別に含まれている。よって、それぞれの障害種別の合計は「計」と一致しない。 |
資料: 文部科学省「学校基本調査」(平成24年度) |
<2> 小・中学校における特別支援学級の児童生徒数
約16.4万人 単位:人 (平成24年5月1日現在)
|
区分 |
小学校 |
中学校 |
知的障害 |
57,565 |
29,395 |
肢体不自由 |
3,226 |
1,148 |
病弱・身体虚弱 |
1,693 |
704 |
弱視 |
322 |
95 |
難聴 |
944 |
385 |
言語障害 |
1,454 |
114 |
自閉症・情緒障害 |
48,757 |
18,626 |
計 |
113,961 |
50,467 |
資料: 文部科学省「学校基本調査」(平成24年度) |
<3> 小・中学校における通級による指導
約7.2万人 単位:人 (平成24年5月1日現在) |
区分 |
小学校 |
中学校 |
言語障害 |
32,390 |
284 |
自閉症 |
9,744 |
1,530 |
情緒障害 |
6,137 |
1,313 |
弱視 |
141 |
20 |
難聴 |
1,704 |
352 |
学習障害 |
7,714 |
1,636 |
注意欠陥多動性障害 |
7,596 |
921 |
肢体不自由 |
16 |
1 |
病弱・身体虚弱 |
14 |
6 |
総計 |
65,456 |
6,063 |
資料: 文部科学省「通級による指導実施状況調査」(平成24年度) |