第1編 障害者の状況等(基礎的調査等より)
第2章 通常の学級に在籍する発達障害の可能性のある特別な教育的支援を必要とする児童生徒に関する調査結果
第1節
3.留意事項
- 本調査における「(1) 児童生徒の困難の状況」については、担任教員が記入し、特別支援教育コーディネーターまたは教頭(副校長)による確認を経て提出した回答に基づくもので、発達障害の専門家チームによる判断や、医師による診断によるものではない。従って、本調査の結果は、発達障害のある児童生徒数の割合を示すものではなく、発達障害の可能性のある特別な教育的支援を必要とする児童生徒の割合を示すことに留意する必要がある。
- 調査結果に示す児童生徒数の割合は、標本児童生徒の集計結果を基に、母集団における児童生徒数の割合を推計した結果である。そのため、「(1) 児童生徒の困難の状況」の推定値については±0.1~1.1ポイント程度、「(2) 児童生徒の受けている支援の状況」の推定値については±0.3~5.6ポイント程度の誤差があり得ることに留意する必要がある。
- 本調査の結果においては、推定値を示しているが、推定値の95%信頼区間(注)の数値や児童生徒全体の分布の状況に留意する必要がある。
注: 95%信頼区間…抽出調査であるため、悉皆調査の場合、集計結果が95%の確率で含まれる範囲。