第1章 高齢化の状況 

(5)高齢者が安心し活動しやすいまちづくり

 就労や社会参加の意欲がある高齢者が活動するにしても、支えを必要とする高齢者が日常生活をするにしても、その前提は「高齢者が安心し活動しやすいまち」の存在である。高齢者の活動を阻害しないバリアフリーなまちづくりはもとより、高齢者が犯罪被害、消費者詐欺などの被害者にならないような取組も重要である。法整備が進み多くの自治体でバリアフリーなまちづくりは各地で成果をみせつつある。また、自治体レベルで高齢者が犯罪被害や消費者詐欺などの事件に巻き込まれるのを防止するための取組も進められている。
 今後、高齢者とりわけ独居高齢者や夫婦のみ世帯の高齢者の増加が見込まれる中で、こうした高齢者を犯罪から守るためには、高齢者を地域で孤立させないための日常の周囲とのコミュニケーションが重要であり、地域社会の積極的な役割が期待される。
 【事例集:(独自の視点でバリアフリーに取り組んでいる事例)(高齢者を地域で孤立させないことで犯罪被害、消費者被害防止に取り組む事例)を参照】

 第3節 前例のない高齢社会に向けた対策・取組の方向性

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