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全米被害者支援機構(NOVA)の活動

III NOVAの「危機応答チーム」の活動の歴史

 1980年代にNOVAは、大規模な犯罪、事故、災害などが、地域社会全体に対して心的外傷を与えるという事実に注目するようになった。その結果、犯罪、事故、災害等の大惨事直後に、心的外傷に直面している人々に対する「危機応答チーム」による活動を開始することを決定した。
 1986年8月20日に、NOVAによる最初の危機応答チームが、オクラホマ州エドモンドに派遣された。前年に開発されたマニュアルに従い、7人によって構成された危機応答チームが、事件から24時間以内に現地に到着し、活動を開始した。これ以来現在に至るまで、NOVAは100回以上、危機応答チームを各地に派遣している。
 これらの数多くの派遣の経験から、NOVAは危機応答チームによる活動を効率的に行なうためには、数多くのボランティアの統率およびボランティアのケアを中心的に行なうこととなった。
 現在、NOVAの危機応答チームによる活動は、次の3種の活動に要約することができる。

(1)心的外傷に直面し困難に陥っている住民を、地域の責任者が特定するに際しての支援を行なう。

(2)危機応答チームが到着した後に、地域の援助者の訓練を行なう。

(3)「デブリーフィング」という名前でも知られている、集団的危機介入プログラムを開催する。


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