表5-1 イランの国内実施体制

イスラム問評議会が、条約の批准、普及の支援を担っている。福祉社会保障省(国家福祉機関)、犠牲者・退役軍人財団を中央連絡先として指定している。司法省、裁判所は、障害者への法的支援を提供している。大統領議会では、女性・家族のための大統領補佐官が国家福祉機関と協力し、障害のある女性、少女へサービスを提供している。
また、エマーム・ホメイニ救済委員会は、障害者福祉を改善する福祉団体に協力している。赤新月社は、資金団体を通じて、危機的状況の障害者を支援している。
そのほか、教育省は障害者の訓練分野において国家福祉機関と協力する、イラン統計センターは障害者種別による障害者センサスを実施するなど、各行政機関、イスラム・アザド大学などの機関も障害者政策にかかわっている。

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