歴史資料として重要な公文書等の適切な保存・利用等のための研究会
歴史資料として重要な公文書等は国民共通の財産であり、その体系的な保存を行い、国民の利用に供するとともに後世に伝えていくことは重要な課題です。我が国における公文書館に関する制度等の拡充・強化を図るための検討をします。
歴史資料として重要な公文書等の適切な保存・利用等のための研究会について(平成15年4月11日:内閣府大臣官房長決裁)
- 趣旨
歴史資料として重要な公文書等は国民共通の財産であり、その体系的な保存を行い、国民の利用に供するとともに後世に伝えていくことは重要な課題である。諸外国の先進的な取組等を踏まえつつ、
独立行政法人国立公文書館を始めとする我が国における公文書館に関する制度等の拡充・強化を図る方策を検討するため、歴史資料として重要な公文書等の適切な保存・利用等のための研究会(以下「研究会」という。)を開催する。
- 開催要領
(1) 研究会は、別紙に掲げる有識者により構成し、大臣官房長が開催する。
(2) 大臣官房長は、(1)の有識者の中から、座長を依頼する。
(3) 研究会には、必要に応じ、他の関係者の出席を求めることができる。
- 開催期間
研究会は、月1回又は2回の頻度で、おおむね半年間程度開催する。
- 庶務
研究会の庶務は、独立行政法人国立公文書館の協力を得て、大臣官房企画調整課において処理する。
委員名簿
|
氏 名 |
役 職(当時) |
座長 |
高山 正也 |
慶應義塾大学文学部教授 |
座長代理 |
後藤 仁 |
神奈川大学法学部教授 |
委員 |
加賀美 幸子 |
千葉市女性センター館長 |
委員 |
加藤 陽子 |
東京大学大学院人文社会系研究科助教授 |
委員 |
小谷 宏三 |
平成国際大学法学部教授 |
委員 |
三宅 弘 |
弁護士 |
委員 |
山田 洋 |
一橋大学大学院法学研究科教授 |
オブザーバー |
菊池 光興 |
独立行政法人国立公文書館長 |
運営規則(平成15年5月12日:研究会決定)
- 研究会の運営
研究会の議事手続その他、研究会の運営については、歴史資料として重要な公文書等の適切な保存・利用等のための研究会について(平成15年4月11日内閣府大臣官房長決裁)に定めるもののほか、
この規則の定めるところによる。
- 議事
(1) 研究会は、座長が出席した上で開会する。
(2) 議事は、出席委員の過半数をもって決し、可否同数の場合には、座長が決する。
(3) 座長は、座長の職務を助けるため、委員の中から座長代理を指名することができる。座長代理は、座長の命により、座長の職務を代理することができる。
- 書面による意見の提出
都合により研究会に欠席する委員は、座長を通じて、付議される事項につき、書面により意見を申し出ることができる。
- 研究会の公表
研究会は原則として非公開とし、発言者の氏名を付した議事要旨をもって公表する。
なお、研究会での配布資料については、原則として研究会終了後速やかに公表する。
- その他
この規則に定めるもののほか、研究会に関し必要な事項は、座長が定める。
開催状況