平成18年11月21日、第61回総合科学技術会議を総理大臣官邸にて開催しました。 会議では、平成19年度の科学技術関係予算の編成に向けて、「選択と集中」による戦略的重点化を進め、科学技術関係予算の充実を図っていくことなどを議論し、「平成19年度科学技術関係予算の編成に向けて」を決定し、内閣総理大臣及び関係大臣に意見具申しました。 また、世界トップレベルの拠点づくりについても議論し、有識者議員から提言された事項を考慮しながら、世界の頭脳が集うオープンな拠点をつくるため、今後更に検討を進めていくこととなりました。 安倍内閣総理大臣は「拠点づくりのためには、総合的な研究整備というものがやはり大切だろう。海外からどんどんすばらしい人材が集まってくるように、しっかりと環境づくりのために力を入れていきたい。また、科学技術分野、イノベーション分野の予算は、まさに明日への投資であることは明確なので、メリハリを付けながら世界に誇れる科学技術予算を編成していかなければいけない。この分野については是非力を入れていきたい。」と述べ、会議を締めくくりました。