平成18年12月25日、第62回総合科学技術会議を総理大臣官邸にて開催しました。 会議では、科学技術の振興及び成果の社会への還元に向けた制度改革について議論し、優秀な外国人研究者を日本に惹きつけるため制度の実現、治験を含む臨床研究の総合的推進、女性研究者の活躍を拡大する環境整備などのための全66の改革事項について工程表を含めて決定し、内閣総理大臣及び関係大臣に意見具申しました。 安倍内閣総理大臣は「科学技術はまさに未来への投資であり、平成19年度予算編成では重点課題の1つとして明確に位置づけている。本日提言された制度改革は、我が国がイノベーションで生きていく上で極めて重要であり、最速で実現するよう取り組んでもらいたい。加えて、研究資金改革などの更なる制度改革の議論にも取り組んでもらいたい。また、イノベーション25の検討については、総合科学技術会議においても具体化に向けてよろしくお願いしたい」と述べ、会議を締めくくりました。