平成19年3月1日、第64回総合科学技術会議を総理大臣官邸にて開催しました。 会議では、2月26日のイノベーション25戦略会議でとりまとめられた「イノベーション25」中間とりまとめの報告を受け、戦略策定について議論が行われました。総合科学技術会議では、今後、鋭意検討を進め、科学技術に係る戦略を5月半ばを目途にとりまとめることとなりました。 安倍内閣総理大臣は「(1)時代を担う若者への思い切った人材投資、(2)知の拠点である大学を世界に開き、競争力を高める改革、(3)環境エネルギーをテコとした成長と国際貢献、この3つの取組みは、極めて重要である。イノベーション実現には、政府は責任をもって責任を果たすが、国民にも挑戦していただかねばならない。その中で、総合科学技術会議には先駆的な役割を担っていただきたい」と述べ、会議を締めくくりました。