平成19年6月14日、第68回総合科学技術会議を総理大臣官邸にて開催しました。 会議では、平成20年度の科学技術に関する予算等の資源配分の方針について議論し、「イノベーション25」推進に向け重点的に資源を配分するとする原案どおりに決定し、総合科学技術会議から内閣総理大臣及び関係大臣に対して意見具申することとしました。 安倍内閣総理大臣は「平成20年度予算は「イノベーション25」の推進に向けた最初の予算編成になる。厳しい財政状況の中でも、「イノベーション25」に掲げた2025年の5つの社会像実現に向けたふさわしい予算編成にしていく必要がある。私が提案した「美しい星50」の「2025年までに排出量50%カット」という目標に到達するためにも、「環境の保全と経済の両立」のためにも、イノベーションは不可欠である。イノベーション創出を中心に据えた資源配分方針に沿って、戦略的・重点的な科学技術関係予算の編成に努めていただきたい。」と述べ、会議を締めくくりました。