第1章 高齢化の状況(第2節4)
第2節 高齢者の姿と取り巻く環境の現状と動向
4 高齢者の就業
○高齢者の雇用情勢は平成15~19年にかけて大幅に改善したが、近年は経済情勢の悪化を受け失業率は上昇
- 高齢者の雇用状況は、平成15~19年にかけて大幅に改善したが、近年、経済情勢の急速な悪化を受けて悪化
- 60歳代前半の就業率は平成20年までは大きく上昇したものの、21年においてはその伸びは鈍化(改正高年齢者雇用安定法が平成18年に施行され、企業は段階的に65歳までの雇用措置を実施)
○平成21(2009)年の労働力人口は前年と比べ減少したが、65歳以上では増加し労働力人口総数に占める65歳以上の者の比率は上昇
- 平成21(2009)年の労働力人口は6,617万人で、前年と比べ33万人の減少
- 65歳以上の者は579万人(8.8%)となり、労働力人口総数に占める65歳以上の者の比率は上昇