第1章 高齢化の状況

(3)生活の利便性の向上

家族関係や近隣関係が希薄化した要因の一つとして、家族や地域の人たちと交流をしなくても、生活が成り立つようになったことがあげられる。心身ともに健康なうちは、市販の商品やサービスを利用すれば、衣食住について物質的に困ることなく暮らすことができる。このため、高齢になり、健康上の理由などから生活に不便が生じ、市場で購入できる財・サービスだけでは暮らしが難しくなったときに、頼れる人がいないという事態が生じやすくなっている。


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