第1章 第3節 2 団塊の世代の就労
第3節 団塊の世代の意識
2 団塊の世代の就労
(1)60歳以降、パート・アルバイトで働く人が多くなっている
就業形態について60歳時と現在を比較してみると、60歳時は「正社員・職員(一般社員)」が最も多く28.8%であり、次いで「パート・アルバイト」15.9%、「個人事業主」15.1%、「正社員・職員(管理職)」13.8%となっている。一方、現在の就業形態は、「パート・アルバイト」が最も多く27.6%であり、次いで「個人事業主」21.4%、「嘱託・契約社員」17.7%となっている。
60歳以降、定年等を境に正社員から、嘱託・契約社員、パート・アルバイトの非正規社員に移行していることがうかがえる(図1-3-2-1)。