第1章 高齢化の状況(トピックス 2)

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トピックス 2 住民主体のまちづくり ~三重県名張市の取組~

三重県名張市は、人口の減少と高齢化が進み、急激な高齢社会への対応が大きな行政課題となっている。そのため、おおむね小学校区を単位とした市内全15地域で「地域づくり組織」を設立するとともに、使途自由で補助率や事業の限定がない「ゆめづくり地域交付金」で各地域のまちづくり活動を支援するゆめづくり地域予算制度を創設し、「住民が自ら考え、自ら行う」住民主体のまちづくりを進めてきた。この交付金は、各地域づくり組織におけるさまざまな活動の原資として活用が可能なものであり、地域住民が主体となって地域の課題に柔軟に対応できる制度となっている。各地域づくり組織では、高齢者世帯に対する家事手伝いや安否確認、高齢者による学習支援等の活動が行われている。

(写真は、「生活支援活動」、「学習支援の様子」)
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