第1章 高齢化の状況(第1節 6)
第1節 高齢化の状況(6)
6 高齢化の社会保障給付費に対する影響
社会保障給付費(年金・医療・福祉その他を合わせた額)全体について見ると、令和4年度は137兆8,337億円となり前年度から減少した。また、国民所得に占める割合は33.70%(前年度比1.35ポイント減)となった。社会保障給付費のうち、高齢者関係給付費(年金保険給付費等、高齢者医療給付費、老人福祉サービス給付費及び高年齢雇用継続給付費を合わせた額)について見ると、令和4年度は84兆2,234億円となり、前年度の83兆4,322億円から7,913億円増加した。なお、社会保障給付費に占める割合は61.1%で、前年度から1.0ポイント増加となっている(図1-1-14)。
