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薄暮時間帯の交通事故防止について

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薄暮時間帯は,周囲の視界が徐々に悪くなり,自動車や自転車,歩行者などの発見がお互いに遅れたり,距離や速度が分かりにくくなるなど,交通の危険が生じやすい時間帯であることから,前照灯の早め点灯や反射材用品・LEDライトの活用等により,自らの存在を積極的に周囲に知らせたり,ハイビームを上手に活用して遠くの歩行者を早めに発見するよう,交通安全教育や広報啓発を推進している。

※日没時刻の前後1時間をいう。

◎ 交通死亡事故の特徴(平成26~30年)

○  死亡事故は,17時台から19時台に最も多く発生している。薄暮時間帯における死亡事故件数を月別にみると,7月以降に増加傾向となり,特に10月から12月にかけて大幅に増加している。

また,月別・時間帯別の死亡事故件数を時間当たりでみると,日没後1時間の死亡事故件数が10月から12月にかけて大幅に増加している。

図 時間帯別・月別の死亡事故件数(平成26年~平成30年)。時間帯別の死亡事故件数は、17時台(1,272件)、18時台(1,179件)、19時台(1,136件)が多い。月別の死亡事故件数【薄暮時間帯】は、10月(306件)、11月(316件)、12月(325件)が多い
図 月別・時間帯別の時間当たり死亡事故件数(平成26年~平成30年)。昼間(薄暮時間帯を除く)、薄暮時間帯(日没前1時間)、薄暮時間帯(日没後1時間)、夜間(薄暮時間帯を除く)。薄暮時間帯の割合が高く、10月、11月、12月が多い

○  死亡事故を当事者別にみると,薄暮時間帯は昼間と比べて「自動車対歩行者」による事故の割合が高い。

また,薄暮時間帯の「自動車対歩行者」事故の時間当たり死亡事故件数は,昼間と比べて約4倍多くなっている。

図 昼間・薄暮時間帯・夜間別の時間当たりの当事者別死亡事故件数(平成26年~平成30年)。自動車対歩行者で見ると、薄暮時間帯(643.5、20%)は、昼間(薄暮時間帯を除く)(162.7、52%)の約4倍。夜間(薄暮時間帯を除く)では、306.2、45%
「日が暮れて、「見えない」危険を「見える」安全に!!」と題しているリーフレット
「周囲の視界が悪くなる、薄暮時間帯や夜間。「光」の活用で、自分の存在をキラッとアピール。」と題しているリーフレット

広報啓発リーフレット

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