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MaaS(Mobility as a Service)について

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MaaS(マース:Mobility as a Service)はスマホアプリ又はWebサービスにより,地域住民や旅行者一人一人のトリップ単位での移動ニーズに対応して,複数の公共交通やそれ以外の移動サービスを最適に組み合わせて検索・予約・決済等を一括で行うサービスであり,新たな移動手段(AIオンデマンド交通,シェアサイクル等)や関連サービス(医療・福祉等)も組み合わせることが可能なサービスである。MaaSは既存の公共交通の利便性の向上や,地域における移動手段の確保・充実に資するものであり,その普及により,高齢者等が自らの運転だけに頼らず,ストレスなく快適に移動できる環境が整備されることが期待できる。

このような状況を踏まえ,国土交通省と経済産業省では,新たなモビリティサービスの社会実装を通じた移動課題の解決及び地域の活性化に挑戦する地域や企業を応援する「スマートモビリティチャレンジ」を推進している。令和元年度には28(新モビリティサービス推進事業:19地域,パイロット地域分析事業:13地域)の先駆的な取組に支援を行い,MaaSをはじめとする新たなモビリティサービスの早期の全国普及を図っているところである。

今後もこのような取組を進めることで,高齢者等が公共交通を利用してストレスなく快適に移動できる環境を整備し,自らの運転だけに頼らずに暮らせる社会の実現に努めていく。

利用者に対し、出発地から目的地までの移動手段や関連サービスを一つのサービスとして提供(検索・予約・決済)。地域が抱える課題の解決にもつなげる
日本地図上に、経済産業省・国土交通省採択事業、経済産業省採択事業(パイロット地域分析事業)、国土交通省採択事業(新モビリティサービス推進事業)の地域を示したイメージ
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