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交通ボランティア活動の取組について

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愛媛県今治市「BEMAC株式会社」の活動

BEMAC株式会社は,船舶及びビル,工場,陸上プラント施設等の制御等を事業内容とする企業であり,社内で定期的に開催している交通安全講習会において,危険予知シミュレーション等を活用した参加・体験・実践型の講習を実施しているほか,地区安全運転管理者と警察が主催する「ヤングドライバーコンテスト」に事故率の高い若年層の従業員を参加させるなど,社員の交通安全教育を積極的に推進している。

また,全国交通安全運動期間中,会社独自の交通安全看板やスローガン入りの懸垂幕を掲出し,地域に対する交通安全意識の広報・啓発に努めているほか,物流部門にアルコールチェッカーを整備し,飲酒運転撲滅に積極的に取り組むとともに,全車両にドライブレコーダーを搭載し,ヒヤリハット体験を他の社員の交通安全教育に役立てるなど,新たな取組を推進して交通事故防止を図っている。

ヤングドライバーコンテスト。試験問題を受ける参加者
呼び掛け活動。ドライバーに呼びかけをする女性

島根県出雲市「シグナル」の活動

平成元年に女性8名により結成された「シグナル」は,出雲市を中心に,腹話術・人形劇・寸劇などを取り入れた交通安全公演を中心に,各種交通安全啓発活動を推進している。公演の内容は,明るく親しみやすいものであり,また,聞く人に分かりやすく,飽きさせないものになるように創意工夫を凝らしており,園児や小学生から高齢者に至るまで幅広い年齢層の人たちに受け入れられている。

また,近年では島根県警察と協力してYouTubeで視聴することができる高齢ドライバーの交通安全対策の動画を作製したほか,改正道路交通法の変更点について,寸劇を交えて分かりやすく紹介するなど,県民に対するタイムリーな情報発信に大きく貢献している。

これらの活動は口コミ等で大きく広がり,現在では市外や県外からも公演依頼が寄せられるなど,その活動範囲は出雲市以外の地域にも広がっている。

寸劇の様子。寸劇に出演する3人の演者
高齢ドライバーの交通安全対策動画。高齢のドライバーと「若い時よりスピードを落して運転しましょう!」のキャプション
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