特集 自転車の安全利用の促進について
第3章 自転車活用推進に向けた取組
第3節 サイクルツーリズムの推進

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特集 自転車の安全利用の促進について

第3章 自転車活用推進に向けた取組

第3節 サイクルツーリズムの推進

1 モデルルートの指定

関係者等で構成される協議会において,先進的なサイクリング環境の整備を目指すモデルルートを設定し,走行環境整備,受入環境整備,魅力づくり,情報発信を行うなど,官民が連携して世界に誇るサイクリングロードの整備を図っている。

モデルルートは,試行への協力を得られる地域の活動主体が存在するとともに,市町村をまたぐような骨格となる「基幹ルート」となるよう設定している。

2 ナショナルサイクルルート

ナショナルサイクルルート制度は,優れた観光資源を走行環境や休憩・宿泊機能,情報発信など様々な取組を連携させ,日本における新たな観光価値を創造し,地域の創生を図るため,ソフト・ハード両面から一定の水準を満たすルートを国が指定するものである。指定されたルートを世界に誇りうるサイクリングルートとして国内外にPRを行い,サイクルツーリズムを強力に推進していくこととしている。

令和元年11月,第1次ルートとして,「つくば霞ヶ浦りんりんロード」,「ビワイチ」,「しまなみ海道サイクリングロード」を指定し,令和3年5月に,「トカプチ400」,「富山湾岸サイクリングコース」,「太平洋岸自転車道」の3ルートを第2次ルートとして指定した。

(モデルルートによる取組みの考え方)
(ナショナルサイクルルート)
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