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東北新幹線の列車分離について

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事故概要

■ 令和6年9月19日、東北新幹線 古川駅~仙台駅間において、走行中の上り列車(はやぶさ6号+こまち6号:盛岡駅・秋田駅発 東京駅行き)が分離し、自動的にブレーキが動作し停車した。なお、負傷者はなし。

JR東日本においては、連結器を分割させる回路スイッチ端子部に金属片が混入したことが原因と推定し、スイッチから配線を取り外す暫定措置を実施。

【発生現場図】
【連結器の状況】

■ 令和7年3月6日、東北新幹線 上野駅~大宮駅間において、走行中の下り列車(はやぶさ21号+こまち21号:東京駅発 新青森駅・秋田駅行き)が分離し、自動的にブレーキが動作し停車した。なお、負傷者はなし。

【発生現場図】
【現場の状況】

事象発生後の国土交通省の対応

■ 令和7月3月の事象発生当日に、車両を保有するJR東日本及びJR北海道に対して、前回事象への暫定対策の効果を含め、原因究明及び再発防止策の検討、同種の事案を発生させないための措置を講じるよう指示した。

運輸安全委員会の調査官等を派遣し、事象発生翌日の3月7日に当該事象の調査を開始した。

運輸安全委員会の調査報告等も踏まえ、恒久的な再発防止対策を講じるよう引き続き指導していく。

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