特集 「道路交通の安全確保に向けた新たな挑戦」―第12次交通安全基本計画の策定―
第2章 近年の道路交通事故の状況
第1節 交通事故死者及び重傷者の傾向

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特集 「道路交通の安全確保に向けた新たな挑戦」―第12次交通安全基本計画の策定―

第2章 近年の道路交通事故の状況

第1節 交通事故死者及び重傷者の傾向

第12次交通安全基本計画では、第11次交通安全基本計画に引き続き、世界一安全な道路交通の実現を目指し、24時間死者数の目標値とともに、重傷者数の目標値を設定している。これは、本計画における最優先の目標は死者数の減少であるが、重傷者が発生する事故防止への取組が、死者数の減少にもつながることから、本計画においても、命に関わり優先度が高い重傷者に関する目標値を設定したものである。

以下、交通事故死者及び重傷者の傾向をみていく。

交通事故死者及び重傷者のいずれも、平成27年と令和7年を比較すると、それぞれの状態が占める割合は、大きく変動していない。また、交通事故軽傷者は自動車乗車中が占める割合が圧倒的に多く6割以上となっている(特集-第5図、第6図、第7図)。

また、令和7年の状態別の死者・重傷者・軽傷者の割合をみると、歩行中は、死者及び重傷者の占める割合が自動車乗車中と比較して高くなっていることから、人優先の交通安全思想の下、歩行者の安全確保を図る必要がある(特集-第8図)。

第11次交通安全基本計画では交通事故死者数の目標について、令和2年の交通事故死者数である2,839人と比較して29.6%減少の2,000人に設定していたが、7年の交通事故死者数は10.3%減少の2,547人にとどまった。状態別の減少割合は特集-第9図のとおりである。

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