特集 「道路交通の安全確保に向けた新たな挑戦」―第12次交通安全基本計画の策定―
第2章 近年の道路交通事故の状況
第7節 特定小型原動機付自転車の交通事故の傾向

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特集 「道路交通の安全確保に向けた新たな挑戦」―第12次交通安全基本計画の策定―

第2章 近年の道路交通事故の状況

第7節 特定小型原動機付自転車の交通事故の傾向

令和5年7月1日に施行された道路交通法の一部を改正する法律(令4法32)により、一定の基準※1を満たす車両が「特定小型原動機付自転車」に分類された。特定小型原動機付自転車関連交通事故件数※2について、7年の発生件数は6年と比較して増加した。これを相手当事者別にみると、7年中は、対四輪車事故が最も多い(特集-第31図)。

また、特定小型原動機付自転車の運転者が飲酒していた交通事故件数は43件(11.1%)であり、自転車や一般原動機付自転車と比べ飲酒事故の割合が著しく高くなっている。こうした傾向は、令和6年と大きく変わらない。

※1 性能上の最高速度が20キロメートル毎時以下に設定されていること、車体の大きさが長さ190センチメートル、幅60センチメートルを超えないこと、道路運送車両の保安基準に適合する最高速度表示灯が備えられていること。

※2 特定小型原動機付自転車が第1又は第2当事者となった事故件数。ただし、特定小型原動機付自転車相互の事故は1件として計上。

警察では、特定小型原動機付自転車の運転者による飲酒運転、信号無視等の悪質・危険な違反のほか、通行区分違反、横断歩行者等妨害等の歩行者に危険を及ぼすおそれの高い違反に重点を置いた指導取締りを行っている(特集-第2表)。

また、交通の危険を生じさせるおそれのある一定の違反行為を反復して行った特定小型原動機付自転車の運転者を対象として、交通の危険を防止するため、特定小型原動機付自転車運転者講習を実施しており、令和7年中は2,990人が受講した。

特集-第2表 特定小型原動機付自転車運転者に対する取締り状況(令和6年、7年)
  信号無視 指定場所
一時不停止
通行区分 歩行者妨害等 酒気帯び その他 取締り件数(件)
令和6年  9,838 2,643 24,628 928 378 2,831 41,246
令和7年  6,529 4,286 22,368 650 415 2,937 37,185
注 警察庁資料による。
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