特集 「道路交通の安全確保に向けた新たな挑戦」―第12次交通安全基本計画の策定―
第2章 近年の道路交通事故の状況
第8節 生活道路における交通事故の傾向
特集 「道路交通の安全確保に向けた新たな挑戦」―第12次交通安全基本計画の策定―
第2章 近年の道路交通事故の状況
第8節 生活道路における交通事故の傾向
生活道路※における交通死亡事故件数及び交通重傷事故件数は、近年減少傾向にあるものの、令和7年に発生した生活道路における交通死亡事故件数をみると、3年ぶりに前年と比較して増加するとともに、その他の道路における交通死亡事故件数と比べ減少割合が低い(特集-第32図、第33図)。
※ 車道幅員5.5m未満の道路


生活道路における年齢層別・状態別交通事故死者数の割合(令和3年から7年までの合計)をみると、15歳以下では歩行中、16~24歳は自動二輪車乗用中、25歳以上は自動車乗車中が最も高い。16歳以上では、年齢層が上がるにつれて歩行中の割合が増加するが、自動二輪車乗車中については減少する傾向にある(特集-第34図)。

一方、交通事故重傷者数の割合をみると、全年齢層で自転車乗用中の割合が最も高く、特に15歳以下では約6割を占めている(特集-第35図)。

自宅からの距離別歩行中の交通事故死者数(令和3年から7年までの合計)を学齢・年齢層別にみると、未就学児から中学生にかけては学齢が下がるにつれて、自宅から近い距離で交通死亡事故となる割合が高い傾向にあり、特に未就学児は50メートル以下での割合が約4割と高い水準となっている(特集-第36図)。

また、交通事故重傷者数をみると、自宅から500メートル以下で交通重傷事故となる割合が全年齢では約4割を占める。一方、未就学児及び小学生については5割以上となり、特に未就学児は50メートル以下で交通重傷事故となる割合が約3割と高い水準となっている(特集-第37図)。
