図表 10 補完性の考え方

 補完性の考え方を、図表60を用いて説明する。図表60によれば、ワシントングループの設問において「障害のある者」として捕捉された者のうち、「公的障害者制度利用なし」かつ「日常生活における手助けや見守り」を「必要としている」と回答した者は、5.0%であったことが分かる。この5.0%の層は、新たな設問により補完できた層である。従来の「公的障害者制度」では支援されていない者であり、新たな設問を追加することで、支援等が必要な可能性のある者に新たに光を当てることが可能になる。

本文に戻る