元素戦略/希少金属代替材料開発第3回シンポジウムにおいて、総合科学技術会議の奥村議員が開会挨拶を行なった。 奥村議員は開会挨拶として「資源制約の課題の1つとして高機能な部材に不可欠な希少資源は、わが国産業競争力の維持・向上に必須であり、 その研究開発を含めた政策的な重要性はますます増大していること」、「文部科学省と経済産業省が省の枠を越えて相互に連携し、合同戦略会議を立ち上げ『元素戦略プロジェクト』と『希少金属 代替材料開発プロジェクト』を共同で推進しており、新たに環境省も加わり、『レアメタルの回収・リサイクル』に関する技術開発を開始し、連携していくこととなった。このように、府省の枠を超えたオールジャパン体制で英知を結集し、基礎科学の成果と実用を促す技術の成果を生み出し、それらの成果を統合してイノベーション創出とわが国の産業国際競争力が一層強化されることを強く期待している」と発言し関係者を激励した。 また、内閣府でも革新的技術戦略を策定し、革新技術として23を認定し、その中に、「希少資源の代替・回収技術」が取り上げられていることを紹介した。