【調査の目的】 遺伝子組換え技術など、新しいバイオテクノロジーの推進には、国民理解を得な がら研究開発を行っていくことが不可欠である。本調査では、遺伝子組換え技術に 関する国民理解を深める上で、どのような情報発信をすべきかについて検討するた めの基礎資料を得ることを目的とし、教育や消費者に関わる情報に深く関係する学 校教員、研究者、地方自治体、メディア関係者に対して意識調査を行った。 【調査事項】 (1)遺伝子組換え技術、作物、食品等に関する理解状況 (2)遺伝子組換え技術、作物、食品等に関する情報源および情報充足度 (3)遺伝子組換え研究を推進するべき分野 (4)遺伝子組換え作物や食品の普及に対する意識 (5)環境問題の認識と遺伝子組換え作物・食品に関わる認識の関連性 【調査方法】 郵送による無記名調査 【調査対象】 (1)中学校・高校の教員 (8,000名を抽出して調査依頼) 4,080名から回答(回収率51%) (2)大学教官及び研究者 (800名を抽出して調査依頼) 244名から回答(回収率31%) (3)自治体関係者 (282名を抽出して調査依頼) 197名から回答(回収率70%) (4)マスコミ関係者 (110名を抽出して調査依頼) 36名から回答(回収率33%) 【調査期間】 平成20年1月〜3月 【調査報告】