【社会参加活動についての実態と意識】

5 この1年間に社会参加活動に参加した者は43.7%、「健康スポーツ」、「趣味」の順

  • この1年間に、自主的に行われている活動に参加した者は、全体の43.7%
  • 参加している活動の種別では、「健康・スポーツ」が18.3%と最も高く、次いで「趣味」が17.1%
表5 参加している活動(複数回答)
  総数 参加している 参加したものはない
  *1 趣味 *2 健康・スポーツ *3 生産・就業 *4 教育・文化 *5 生活環境改善 *6 安全管理 *7 福祉・保健 *8 地域行事
平成10年
2,303

43.7

17.1

18.3

4.1

6.4

6.7

4.8

5.0

12.8

56.3
平成5年 2,385 42.3 17.9 18.9 3.9 4.7 5.6 3.6 4.2 9.9 57.7
昭和63年 2,451 36.4 11.5 16.4 2.1 2.8 4.6 2.7 2.9 8.7 63.6

注)昭和63年は、グループや団体で自主的に行われている活動が対象

6 最も力を入れた活動は、「趣味」、「健康・スポーツ」の順

  • 最も力を入れて参加した活動では、「趣味」が31.5%で最も高く、次いで、「健康・スポーツ」(27.4%)
表6 最も力をいれた活動
  総数 趣味 健康・スポーツ 生産・就業 教育・文化 生活環境改善 安全管理 福祉・保健 地域行事 不明
平成10年
1,006

31.5

27.4

5.4

6.1

6.7

4.2

6.2

12.1

0.5
平成5年 1,009 33.6 32.6 5.0 5.1 5.6 2.6 4.6 11.1 -
昭和63年 891 25.4 36.3 3.5 3.9 6.4 3.6 4.2 13.9 2.9

注)昭和63年は、グループや団体で自主的に行われている活動が対象

7 最も力を入れた活動の参加頻度は「週に2回以上」(活動者調査では「週に2,3回程度」)が最も高い

<住民調査>

  • 最も力を入れた活動の参加頻度は、「週に2回以上」が21.8%で最も高く、次いで「週に1回程度」(20.7%)
表7-1 最も力を入れた活動の参加頻度
  総数 週に2回以上 週に1回程度 月に2、3回程度 月に1回程度 1年に2、3回程度 1年に1回 一定していない
平成10年
1,001

21.8

20.7

20.0

16.4

10.5

3.9

6.8
平成5年 1,009 22.2 20.5 20.5 14.6 11.5 3.1 7.6

<活動者調査>

表7-2 特に力を入れて参加している団体での活動頻度
  総数 週に4回以上 週に2、3回程度 週に1回程度 月に2、3回程度 月に1回程度 一定していない 不明
平成10年
2,302

17.5

26.5

16.8

21.9

5.4

9.5

2.3
平成5年 2,539 17.4 24.2 16.7 21.4 6.2 11.2 2.9
昭和63年 2,312 20.2 24.0 14.3 22.4 7.6 9.6 1.9

8 最も力を入れた活動に初めて参加した時期は、「退職(隠居)してから」が最も高い

  • 最も力を入れた活動に初めて参加した時期をみると、「退職(隠居)してから」が32.5%で最も高く、次いで「子供が自立してから」(21.9%)
表8 最も力を入れた活動に初めて参加した時期
  総数 独身時代 結婚してから 子供を持ってから 子育てが終わってから 子供が自立してから 退職(隠居)してから その他 特にない
平成10年
1,001

10.0

9.0

6.1

12.3

21.9

32.5

3.7

4.6
平成5年 1,009 6.5 8.1 5.3 15.3 23.0 35.3 3.3 3.3

9 最も力を入れた活動に参加したきっかけは、「友人、仲間のすすめ」が最も高い

  • 最も力を入れた活動に参加したきっかけをみると、「友人、仲間のすすめ」が43.1%で最も高く、次いで「個人の意思で(問題意識や解決したい課題を持って)」(28.8%)
  • 平成5年の調査と比較すると、「友人、仲間のすすめ」は4.5ポイント低下
表9 最も力を入れた活動に参加したきっかけ(複数回答)
  総数 友人、仲間のすすめ 家族のすすめ 市区町村の広報誌をみて 活動団体の呼びかけ 自治会、町内会の呼びかけ 個人の意思で(問題意識や解決したい課題をもって) その他 特にない 回答計
平成10年
1,001

43.1

7.4

6.0

11.2

22.9

28.8

2.9

2.2

124.4
平成5年 1,009 48.6 5.6 4.9 11.7 22.0 27.8 1.6 2.8 124.8

10 活動全体を通じて参加して良かったことは、「新しい友人を得ることができた」が約6割

  • 「新しい友人を得ることができた」が58.0%で最も高く、次いで「生活に充実感ができた」(44.4%)
表10 活動全体を通じて参加して良かったこと (複数回答)
  総数 生活に充実感ができた 自分の技術、経験を生かすことができた 新しい友人を得ることができた 社会への見方が広まった 健康や体力に自信がついた 地域社会に貢献できた その他 特にない 回答計
平成10年
1,006

44.4

16.4

58.0

21.3

31.8

25.4

0.6

3.5

201.4
平成5年 1,009 52.0 15.9 53.4 21.5 34.4 24.4 0.7 4.2 206.4

11 活動に参加しなかった理由では、「健康・体力に自信がないから(年をとっているから)」「家庭の事情(病人、家事、仕事)があるから」がそれぞれ3割

  • 「健康・体力に自信がないから(年をとっているから)」が33.2%、「家庭の事情 (病人、家事、仕事)があるから」が31.4%と、両者の割合は高い
表11 活動に参加しなかった理由(複数回答)
  総数 どのような活動が行われているか知らないから 経費や手間がかかりすぎるから 気軽に参加できる活動が少ないから 同好の友人・仲間がいないから 活動に必要な技術・経験がないから 家庭の事情(病人、家事、仕事)があるから
平成10年
1,297

9.0

2.6

9.2

9.6

2.1

31.4
平成5年 1,376 8.1 1.3 5.9 7.7 2.0 34.2
昭和63年 1,560 5.7 1.5 5.6 7.8 2.0 24.9
(続き) 活動場所が近くにないから 健康・体力に自信がないから(年をとっているから) 過去に参加したが期待はずれだったから その他 特に理由はない 回答計
平成10年
4.5

33.2

1.1

5.2

17.9

125.7
平成5年 3.4 31.6 1.6 5.2 19.7 120.6
昭和63年 3.3 30.6 1.3 13.9 19.8 116.3

12 地域活動への参加意向がある者は、半数近く

  • 今後とも(又は今後は)、参加したいと思うかどうかをみると、「参加したい」は47.9%、「参加したくない」は32.6%と、半数近くの者が参加意向
  • 平成5年の調査と比較すると、「参加したい」が1.3ポイント上昇
表12 地域活動への参加意向
  総数 参加したい 参加したいが事情があって参加できない 参加したくない わからない
平成10年
2,303

47.9

14.8

32.6

4.8
平成5年 2,385 46.6 17.7 31.0 4.7
昭和63年 2,451 43.5 16.6 33.2 6.7

13 今後参加したい活動・高齢者に今後参加してほしい活動は、「健康・スポーツ」が最も高く、「福祉・保健」が大きく上昇

<住民調査> (今後参加したい活動)

  • 参加したい活動種別をみると、「健康・スポーツ」が48.3%で最も高く、次いで「趣味」(40.7%)
  • 平成5年の調査と比較すると、「健康・スポーツ」(4.8ポイント)、「趣味」(3.5ポイント)が低下、「福祉・保健」(5.6ポイント)、「教育・文化」(4.2ポイント)が上昇
表13-1 今後参加したい活動(複数回答)
  総数 趣味 健康・スポーツ 生産・就業 教育・文化 生活環境改善 安全管理 福祉・保健 地域行事 活動の種別にはこだわらない その他 わからない 回答計
平成10年
1,102

40.7

48.3

14.3

16.4

17.0

7.6

18.9

22.0

11.5

1.0

0.5

198.3
平成5年 1,112 44.2 53.1 12.1 12.2 14.9 6.7 13.3 18.7 9.4 1.0 1.2 186.8
昭和63年 1,067 35.7 50.0 9.5 8.1 10.2 5.7 10.1 15.1 7.4 4.1 3.2 159.1

<活動者調査> (高齢者に今後参加してほしい活動)

  • 「健康・スポーツ」が71.9%で最も高く、次いで「福祉・保健」(63.8%)
  • 調査票Iの住民調査と比較すると、調査票IIの活動者調査の方が、「福祉・保健」では大幅に上回っており、44.9ポイントの差
表13-2 高齢者に今後参加してほしい活動 (複数回答)
  総数 趣味 健康・スポーツ 生産・就業 教育・文化 生活環境改善 安全管理 福祉・保健 地域行事 その他 特にない 不明 回答計
平成10年
2,302

47.0

71.9

36.2

41.6

53.6

32.5

63.8

38.2

1.4

0.8

1.8

388.86
平成5年 2,539 48.2 73.3 36.9 37.5 51.6 31.0 61.3 38.3 * 1.0 2.0 381.3
昭和63年 2,312 54.4 78.4 37.1 40.4 52.2 33.4 53.4 35.4 * 0.7 2.3 387.8

14 活動に参加したい理由は、「生活に充実感をもちたいから」が最も高い

  • 「生活に充実感をもちたいから」が52.6%で最も高く、次いで「健康や体力に自 信をつけたいから」(41.7%)
  • 平成5年の調査と比較すると、「健康や体力に自信をつけたいから」(4.2ポイント)、「生活に充実感をもちたいから」(4.1ポイント)が低下し、「地域社会に貢献したいから」が5.1ポイントと大きく上昇
表14 活動に参加したい理由(複数回答)
  総数 生活に充実感をもちたいから 自分の技術・経験を生かしたいから 新しい友人を得たいから 社会への見方を広めたいから 健康や体力に自信をつけたいから 地域社会に貢献したいから その他 わからない 回答計
平成10年
1,102

52.6

17.8

37.6

24.3

41.7

32.4

1.5

1.4

209.2
平成5年 1,112 56.7 14.5 36.0 21.4 45.9 27.3 0.8 2.4 205.0
昭和63年 1,067 47.5 12.4 30.6 17.7 43.2 23.1 1.9 1.9 178.4

15 退職者の地域とのかかわり方について、「退職すると地域生活の場となるのだから、積極的に地域活動に目を向けさせる手だてが必要だ」と答えた者の割合は、活動者調査の方が大幅に高い

 甲:退職すると地域生活の場となるのだから、積極的に目をむけさせる手だてが必要だ
 乙:職場等のこれまでの交友関係を大切にすればよいのであって、地域活動にこだわる必要はない

<住民調査>「どちらかといえば甲に近い」は55.9%

表15-1 退職者の地域社会とのかかわり方
  総数 どちらかといえば甲に近い どちらかといえば乙に近い わからない
平成10年
2,303

55.9

21.5

22.6
平成5年 2,385 54.5 23.9 21.6
昭和63年 2,451 49.6 20.4 30.0

<活動者調査>「どちらかといえば甲に近い」は90.0%

表15-2 退職者などの地域社会とのかかわり方
  総数 どちらかといえば甲に近い どちらかといえば乙に近い わからない 不明
平成10年
2,302

90.0

4.9

2.6

2.6
平成5年 2,539 88.4 5.3 2.2 4.0
昭和63年 2,312 88.1 5.8 1.7 4.4

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