第2章 調査結果の概要 2 社会参加活動についての実態と意識に関する事項
(1)参加している活動

(1)参加している活動( Q9a )

 「この1年間に,個人または友人と,あるいはグループや団体で自主的に行われている何らかの活動に参加したことがあるか」についてみると,『参加したものがある』が54.8%と過半数を超えている。 参加している活動を具体的にみると,「健康・スポーツ(体操,歩こう会,ゲートボール等)」25.3%,「趣味(俳句,詩吟,陶芸等)」24.8%,「地域行事(祭りなどの地域の催しものの世話等)」19.6%等の順となっている。一方「参加したものはない」は45.2%と4割を超えている。

 前3回の調査と比較すると,『参加したものがある』は増加傾向となっており,昭和63年調査より18.4ポイント,前回調査(平成10年)より11.1ポイント増加している。参加している活動を具体的に差の大きい前回調査と比較すると,「趣味(俳句,詩吟,陶芸等)」は7.7ポイント,「健康・スポーツ(体操,歩こう会,ゲートボール等)」は7.0ポイント,「地域行事(祭りなどの地域の催しものの世話等)が6.8ポイント増加している。

図9-a 参加している活動( Q9a )

参加している活動内容の集計グラフ

 性別にみると,『参加したものがある』(男性57.5%,女性52.6%)は男性の割合が高くなっている。参加している活動を具体的にみると「健康・スポーツ(体操,歩こう会,ゲートボール等)」(男性28.5%,女性22.9%),「地域行事(祭りなどの地域の催しものの世話等)」(男性24.9%,女性15.4%)は男性の割合が高く,「趣味(俳句,詩吟,陶芸等)」(男性20.6%,女性28.0%)は女性の割合が高くなっている。

 年齢階級別にみると,『参加したものがある』は年齢が低いほど割合が高くなっている。

 同居形態別にみると『参加したものはない』は「単身世帯」で51.2%と半数を超え,割合が高くなっている。

 健康状態別にみると,『参加したものがある』は健康状態が良いほど割合が高く,「良くない」では13.6%となっているが,「良い」では67.5%と高くなっている。

表9-a 参加している活動( Q9a )

(複数回答)
  総数 参加したものがある 参加したものはない 計(M.T.)
小計 趣味(俳句、詩吟、陶芸等) 健康・スポーツ(体操、歩こう会、ゲートボール等) 生産・就業(生きがいのための園芸・飼育、シルバー人材センター等) 教育・文化(学習会、子供会の育成、郷土芸能の伝承等) 生活環境改善(環境美化、緑化推進、まちづくり等) 安全管理(交通安全、防犯・防災等) 高齢者の支援(家事援助、移送等) 子育て支援(保育への手伝い等) 地域行事(祭りなどの地域の催しものの世話等) その他
 
昭和63年 2,451 36.4 11.5 16.4 2.1 2.8 4.6 2.7 2.9 8.7 63.6
平成5年 2,385 42.3 17.9 18.9 3.9 4.7 5.6 3.6 4.2 9.9 57.7
平成10年 2,303 43.7 17.1 18.3 4.1 6.4 6.7 4.8 5.0 12.8 56.3
今回(平成15年) 2,860 54.8 24.8 25.3 6.0 6.7 9.1 4.8 4.8 1.9 19.6 3.7 45.2 152.0
〔性〕                            
男性 1,251 57.5 20.6 28.5 8.5 7.4 11.6 7.5 4.2 1.4 24.9 2.7 42.5 160.0
女性 1,609 52.6 28.0 22.9 4.2 6.2 7.1 2.7 5.3 2.2 15.4 4.5 47.4 145.7
〔年齢〕                            
60~64歳 693 62.0 26.6 34.3 6.6 8.2 12.1 6.6 6.2 3.3 26.3 3.8 38.0 172.0
65~69歳 692 58.2 25.9 29.6 6.6 6.9 8.5 5.1 6.1 2.5 22.4 3.3 41.8 158.7
70~74歳 650 55.5 23.7 22.9 5.7 6.0 10.2 4.9 5.1 0.9 18.2 4.0 44.5 146.0
75~79歳 490 50.0 24.1 19.6 6.7 7.6 7.6 4.1 3.1 0.4 15.1 3.7 50.0 141.8
80歳以上 335 37.9 22.1 11.0 3.3 3.3 3.9 1.2 1.5 1.5 9.3 3.9 62.1 123.0
(うち85歳以上) 101 30.7 14.9 8.9 2.0 4.0 3.0 - - 3.0 6.9 5.0 69.3 116.8
〔都市規模〕                            
〔同居形態〕                            
単身世帯 338 48.8 26.0 18.0 4.1 7.1 6.2 1.5 4.7 1.5 11.5 5.0 51.2 137.0
夫婦二人世帯 1,058 57.8 26.6 28.6 5.2 6.6 9.5 5.1 5.6 1.6 21.1 2.9 42.2 155.0
本人と子の世帯 644 53.4 21.7 25.8 5.7 6.2 9.0 5.3 2.6 1.2 17.2 3.4 46.6 144.9
本人と子と孫の世帯 596 53.2 24.2 22.7 8.2 6.7 9.1 4.5 4.4 2.3 21.0 4.2 46.8 154.0
その他 221 57.9 25.3 27.1 8.1 8.1 11.8 7.7 8.6 4.1 28.1 5.0 42.1 176.0
〔健康状態〕                            
良い(小計) 1,523 65.4 29.3 32.8 7.4 9.0 11.2 5.9 6.7 2.4 24.5 4.7 34.6 168.5
良い 802 67.5 30.0 36.7 8.0 10.8 12.7 7.2 7.0 2.6 25.7 4.5 32.5 177.8
まあ良い 721 63.1 28.4 28.4 6.7 6.9 9.6 4.4 6.4 2.2 23.2 5.0 36.9 158.1
普通 730 53.4 25.3 23.3 5.6 6.0 8.2 4.8 3.8 1.5 18.8 2.9 46.6 146.8
良くない(小計) 607 29.7 12.9 9.2 3.3 1.8 4.6 2.0 1.3 0.8 8.2 2.1 70.3 116.6
あまり良くない 504 32.9 14.3 10.5 3.8 2.0 5.2 2.2 1.4 1.0 8.9 2.4 67.1 118.7
良くない 103 13.6 5.8 2.9 1.0 1.0 1.9 1.0 1.0 - 4.9 1.0 86.4 106.8

注1)昭和63年は、グループや団体で自主的に行なわれている活動が対象。
注2)「高齢者の支援」は、平成10年までは「福祉・保険」とされている。
注3)※は調査時に選択肢がないなどで、データが存在しないもの。

(2)活動形態( Q9b )

 この一年間に,何らかの活動に参加したことがある人について,「その活動を主に個人または友人と行っているか,それとも,グループや団体の活動に参加して行っているか」をみると,「主に個人又は友人と一緒に活動」が52.6%,「主にグループ団体活動に参加」は47.4%となっている。

図9-b 活動形態( Q9b )

個人活動と団体活動の集計グラフ

 性別にみると,「主に個人又は友人と一緒に活動」(男性49.2%,女性55.5%)は女性で割合が高く,「主にグループ団体活動に参加」(男性50.8%,女性44.5%)は男性で割合が高くなっている。

 年齢階級別にみると,「主に個人又は友人と一緒に活動」は「80歳以上」で60.6%と6割を超えている。一方,「主にグループ団体活動に参加」は75~79歳で54.7%と割合が高くなっている。

 都市規模別にみると,「主に個人又は友人と一緒に活動」は「大都市」で59.7%と割合が高くなっている。

 同居形態別にみると,「主に個人又は友人と一緒に活動」は「単身世帯」で60.6%と割合が高くなっている。

 参加している活動別にみると,「主に個人又は友人と一緒に活動」は「趣味(俳句,詩吟,陶芸等)」(59.4%)で割合が高くなっている。一方,「主にグループ団体活動に参加」は「教育・文化(学習会,子供会の育成,郷土芸能の伝承等)」(58.9%),「生活環境改善(環境美化,緑化推進,まちづくり等)」(64.5%),「安全管理(交通安全,防犯・防災等)」(66.4%),「高齢者の支援(家事援助,移送等)」(61.6%),「地域行事(祭りなどの地域の催しものの世話等)」(56.4%)で割合が高くなっている。

表9-b 活動形態( Q9b )

  該当者数 主に個人又は
友人と一緒に活動
主にグループ
団体活動に参加
 
今回(平成15年) 1,566 52.6 47.4
〔性〕      
男性 719 49.2 50.8
女性 847 55.5 44.5
〔年齢〕      
60~64歳 430 55.1 44.9
65~69歳 403 53.6 46.4
70~74歳 361 50.7 49.3
75~79歳 245 45.3 54.7
80歳以上 127 60.6 39.4
(うち85歳以上) 31 61.3 38.7
〔都市規模〕      
大都市 288 59.7 40.3
中都市 546 52.9 47.1
小都市 320 47.8 52.2
町村 412 51.0 49.0
〔同居形態〕      
単身世帯 165 60.6 39.4
夫婦二人世帯 611 52.4 47.6
本人と子の世帯 344 53.5 46.5
本人と子と孫の世帯 317 49.5 50.5
その他 128 49.2 50.8
〔Q9a参加している活動〕      
参加したものがある(小計) 1,566 52.6 47.4
趣味
(俳句、詩吟、陶芸等)
709 59.4 40.6
健康・スポーツ
(体操、歩こう会、ゲートボール等)
725 52.7 47.3
生産・就業
(生きがいのための園芸・飼育、シルバー人材センター等)
173 57.8 42.2
教育・文化
(学習会、子供会の育成、郷土芸能の伝承等)
192 41.1 58.9
生活環境改善
(環境美化、緑化推進、まちづくり等)
259 35.5 64.5
安全管理
(交通安全、防犯・防災等)
137 33.6 66.4
高齢者の支援
(家事援助、移送等)
138 38.4 61.6
子育て支援
(保育への手伝い等)
53 49.1 50.9
地域行事
(祭りなどの地域の催しものの世話等)
560 43.6 56.4
その他 106 52.8 47.2
参加したものはない - - -

(3)最も力を入れた活動( Q9c )

 この一年間に,何らかの活動に参加したことがある人について,「最も力を入れた活動」をみると,「趣味(俳句,詩吟,陶芸等)」が32.2%,「健康・スポーツ(体操,歩こう会,ゲートボール等)」29.3%,「地域行事(祭りなどの地域の催しものの世話等)」14.9%の順と続き,その他の項目は10%未満となっている。

図9-c 最も力を入れた活動( Q9c )

最も力を入れた活動内容の集計グラフ

 性別にみると,「趣味(俳句,詩吟,陶芸等)」(男性22.8%,女性40.1%)は女性の割合が,「健康・スポーツ(体操,歩こう会,ゲートボール等)」(男性33.1%,女性26.1%),「地域行事(祭りなどの地域の催しものの世話等)」(男性19.7%,女性10.9%)は男性の割合が高くなっている。

 年齢階級別にみると,「健康・スポーツ(体操,歩こう会,ゲートボール等)」は年齢が低いほど割合は高く,「趣味(俳句,詩吟,陶芸等)」は年齢が高いほど割合が高くなっている。

 同居形態別にみると,「趣味(俳句,詩吟,陶芸等)」は「単身世帯」で41.8%と割合が高く,「健康・スポーツ(体操,歩こう会,ゲートボール等)」は「本人と子の世帯」で34.3%と高くなっている。

 最長職業別にみると,「趣味(俳句,詩吟,陶芸等)」は「専業主婦」(44.6%)で割合が高く,「地域行事(祭りなどの地域の催しものの世話等)」は「農林漁業(家族従業者を含む)」(21.5%),「自営業主〔商工サービス業・自由業(家族従業者を含む)など〕」(20.5%)で割合が高くなっている。

表9-c 最も力を入れた活動( Q9c )

  該当
者数
趣味 健康・
スポーツ
生産・
就業
教育・
文化
生活環
境改善
安全
管理
高齢者
の支援
子育て
支援
地域
行事
その他 無回答
 
昭和63年 891 25.4 36.3 3.5 3.9 6.4 3.6 4.2 13.9 2.9
平成5年 1,009 33.6 32.6 5.0 5.1 5.6 2.6 4.6 11.1 -
平成10年 1,006 31.5 27.4 5.4 6.1 6.7 4.2 6.2 12.1 0.5
今回(平成15年) 1,566 32.2 29.3 4.5 4.0 4.8 1.9 3.1 0.6 14.9 4.5 0.1
〔性〕                        
男性 719 22.8 33.1 6.0 3.5 6.5 2.9 2.5 0.3 19.7 2.6 -
女性 847 40.1 26.1 3.3 4.5 3.3 1.1 3.7 0.9 10.9 6.0 0.1
〔年齢〕                        
60~64歳 430 28.1 36.0 2.8 3.0 3.5 1.9 2.3 0.9 17.7 3.7 -
65~69歳 403 28.8 33.3 5.2 4.0 4.5 1.2 3.7 0.5 15.1 3.5 0.2
70~74歳 361 31.9 24.9 4.2 3.6 6.9 3.0 5.3 - 15.5 4.7 -
75~79歳 245 38.4 21.6 7.3 5.7 4.9 2.0 1.6 0.4 12.2 5.7 -
80歳以上 127 45.7 21.3 3.9 5.5 3.9 0.8 0.8 2.4 8.7 7.1 -
(うち85歳以上) 31 35.5 22.6 3.2 6.5 3.2 - - 6.5 9.7 12.9 -
〔同居形態〕                        
単身世帯 165 41.8 23.0 3.6 7.3 3.6 - 4.8 1.8 6.7 7.3 -
夫婦二人世帯 611 30.9 31.8 3.8 4.3 4.7 2.3 3.3 0.3 15.2 3.4 -
本人と子の世帯 344 29.9 34.3 4.9 2.9 4.9 2.3 1.7 0.6 13.1 4.9 0.3
本人と子と孫の世帯 317 30.0 25.6 6.9 3.5 6.0 1.6 2.8 0.6 18.0 5.0 -
その他 128 37.5 21.9 2.3 3.1 3.1 2.3 3.9 0.8 21.9 3.1 -
〔最長職業〕                        
農林漁業(家族従業者を含む) 195 25.1 26.7 9.2 4.1 5.1 1.5 1.5 0.5 21.5 4.6 -
自営業主〔商工サービス業・自由業(家族従業者を含む)など〕 273 33.0 27.1 2.2 2.2 5.5 2.6 1.8 0.4 20.5 4.4 0.4
雇われている人(常勤) 739 30.2 31.4 5.0 4.2 4.5 2.2 3.8 0.8 13.8 4.2 -
雇われている人(臨時・パート) 95 38.9 34.7 2.1 1.1 2.1 2.1 5.3 - 8.4 5.3 -
会社などの役員 47 19.1 36.2 6.4 8.5 10.6 4.3 2.1 - 6.4 6.4 -
その他の仕事 28 39.3 17.9 7.1 14.3 3.6 - - 3.6 10.7 3.6 -
専業主婦 168 44.6 25.6 1.8 5.4 3.0 - 4.2 0.6 11.3 3.6 -
仕事はしていない 21 47.6 14.3 - - 19.0 - - - 4.8 14.3 -

注1)Q9aで、この一年間に何らかの活動に参加したことがあると答えた人が対象。
注2)昭和63年は、グループや団体で自主的に行なわれている活動が対象。
注3)「高齢者の支援」は、平成10年までは「福祉・保険」とされている。
注4)「無回答」は、平成10年まで「不明」という項目になっている。
注5)※は調査時に選択肢がないなどで、データが存在しないもの。

(4)最も力を入れた活動の参加頻度( Q9-SQ1 )

 この一年間に,何らかの活動に参加したことがある人について,「最も力を入れた活動の参加頻度」をみると,「週に2回以上」が28.2%と最も高く,以下,「月に2,3回程度」19.7%,「週に1回程度」19.1%,「年に2,3回程度」14.4%,「月に1回程度」13.0%等の順となっている。

 前回調査(平成10年)と比較すると,「週に2回以上」は6.4ポイント増加している。

図9-1 最も力を入れた活動の参加頻度( Q9-SQ1 )

最も力を入れた活動の参加頻度の集計グラフ

 健康状態別にみると,「週に2回以上」は健康状態が良いほど割合が高く,「年に2,3回程度」,「年に1回程度」は「よくない」で割合が高くなっている。

 最長職業別にみると,「年に2,3回程度」は「農林漁業(家族従業者を含む)」(20.5%)の割合が高くなっている。

 親しい友人・仲間の有無別にみると,「週に2回以上」は親しい友人・仲間を「沢山もっている」(32.9%)で,「年に2,3回程度」は「少しもっている」(21.4%)で,「年に1回」は「友人・仲間をもっていない」(13.3%)で割合が高くなっている。

表9-1 最も力を入れた活動の参加頻度( Q9-SQ1 )

  該当者数 週に2回
以上
週に1回
程度
月に2、
3回程度
月に1回
程度
年に2、
3回程度
年に1回 一定して
いない
 
平成5年 1,009 22.2 20.5 20.5 14.6 11.5 3.1 7.6
平成10年 1,001 21.8 20.7 20.0 16.4 10.5 3.9 6.8
今回(平成15年) 1,566 28.2 19.1 19.7 13.0 14.4 2.4 3.3
〔性〕                
男性 719 27.7 17.0 19.3 12.7 17.8 2.4 3.2
女性 847 28.7 20.9 20.0 13.3 11.5 2.4 3.3
〔年齢〕                
60~64歳 430 25.3 20.2 20.5 11.4 17.0 2.6 3.0
65~69歳 403 28.0 21.1 16.9 14.1 15.1 2.7 2.0
70~74歳 361 31.6 15.2 18.3 15.2 14.1 2.2 3.3
75~79歳 245 28.6 18.8 24.1 11.8 11.4 1.6 3.7
80歳以上 127 28.3 20.5 21.3 11.0 9.4 2.4 7.1
(うち85歳以上) 31 32.3 19.4 12.9 16.1 9.7 - 9.7
〔健康状態〕                
良い(小計) 996 29.8 19.9 18.3 13.5 13.5 2.3 2.8
良い 541 31.6 18.9 17.7 14.0 13.7 1.8 2.2
まあ良い 455 27.7 21.1 18.9 12.7 13.2 2.9 3.5
普通 390 28.2 16.7 21.5 12.8 14.9 2.1 3.8
良くない(小計) 180 19.4 20.0 23.3 11.1 18.3 3.3 4.4
あまり良くない 166 20.5 21.1 23.5 10.8 17.5 2.4 4.2
良くない 14 7.1 7.1 21.4 14.3 28.6 14.3 7.1
〔最長職業〕                
農林漁業(家族従業者を含む) 195 25.1 12.3 19.0 16.4 20.5 2.1 4.6
自営業主〔商工サービス業・自由業(家族従業者を含む)など〕 273 23.4 19.4 21.2 12.8 15.4 3.3 4.4
雇われている人(常勤) 739 30.9 20.3 18.5 11.8 14.3 1.9 2.3
雇われている人(臨時・パート) 95 29.5 24.2 16.8 11.6 12.6 4.2 1.1
会社などの役員 47 34.0 21.3 19.1 8.5 14.9 - 2.1
その他の仕事 28 39.3 7.1 25.0 14.3 3.6 7.1 3.6
専業主婦 168 23.8 17.9 25.0 16.1 9.5 2.4 5.4
仕事はしていない 21 28.6 33.3 9.5 19.0 4.8 - 4.8
〔Q4親しい友人・仲間の有無〕                
沢山もっている 632 32.9 20.1 19.9 13.0 10.0 1.7 2.4
普通 695 25.2 20.0 20.4 11.9 16.3 2.3 3.9
少しもっている 224 24.6 13.8 16.5 16.1 21.4 3.6 4.0
友人・仲間はもっていない 15 26.7 13.3 20.0 20.0 6.7 13.3 -

注)Q9aで、この一年間に何らかの活動に参加したことがあると答えた人が対象。

(5)最も力を入れた活動に初めて参加した時期( Q9-SQ2 )

 この一年間に,何らかの活動に参加したことがある人について,「最も力を入れた活動に初めて参加した時期」をみると,「退職(隠居)してから」が30.7%と最も高く,以下,「子供が自立してから」19.0%,「子育てが終わってから」14.3%,「結婚してから」12.6%,「独身時代」10.2%,「子供を持ってから」5.8%等の順となっている。

 前2回の調査と比較すると,「子供が自立してから」,「退職(隠居)してから」は減少傾向となっており,「結婚してから」は増加傾向となっている。

図9-2 最も力を入れた活動に初めて参加した時期( Q9-SQ2 )

最も力を入れた活動に初参加した時期の集計グラフ

 性別にみると,「退職(隠居)してから」(男性39.1%,女性23.6%)、「独身時代」(男性15.4%,女性5.7%)は男性の割合が高く,「子供が自立してから」(男性12.2%,女性24.8%),「子育てが終わってから」(男性8.1%,女性19.6%)は女性の割合が高くなっている。

 年齢階級別にみると,「退職(隠居)してから」は年齢が高いほど割合が高く,「子育てが終わってから」,「結婚してから」は年齢が低いほど割合が高くなっている。

 最長職業別にみると,「子育てが終わってから」は「専業主婦」(23.2%)で,「子供が自立してから」は「農林漁業(家族従業者を含む)」(34.4%),「雇われている人(臨時・パート)」(28.4%),「専業主婦」(33.9%)で,「退職(隠居)してから」は「雇われている人(常勤)」(43.4%)で,割合が高くなっている。

 経済的な暮し向きについてみると,「独身時代」,「結婚してから」は,経済的に『心配』で割合が高くなっている。

表9-2 最も力を入れた活動に初めて参加した時期( Q9-SQ2 )

  該当者数 独身時代 結婚してから 子供を持ってから 子育てが終わってから 子供が自立してから 退職(隠居)してから その他 特にない
   
平成5年 1,009 6.5 8.1 5.3 15.3 23.0 35.3 3.3 3.3
平成10年 1,001 10.0 9.0 6.1 12.3 21.9 32.5 3.7 4.6
今回(平成15年) 1,566 10.2 12.6 5.8 14.3 19.0 30.7 3.9 3.4
〔性〕                  
男性 719 15.4 14.3 5.4 8.1 12.2 39.1 2.6 2.8
女性 847 5.7 11.2 6.1 19.6 24.8 23.6 5.0 4.0
〔年齢〕                  
60~64歳 430 13.3 16.7 8.6 17.4 17.7 20.5 3.0 2.8
65~69歳 403 10.9 12.9 6.5 15.9 20.1 29.0 3.0 1.7
70~74歳 361 8.3 12.5 4.7 13.3 18.3 36.0 3.0 3.9
75~79歳 245 8.6 9.0 1.6 10.6 20.8 37.1 7.3 4.9
80歳以上 127 5.5 5.5 5.5 8.7 18.9 43.3 5.5 7.1
(うち85歳以上) 31 - 3.2 12.9 6.5 19.4 41.9 6.5 9.7
〔最長職業〕                  
農林漁業(家族従業者を含む) 195 7.2 13.8 4.1 10.3 34.4 21.5 4.6 4.1
自営業主〔商工サービス業・自由業(家族従業者を含む)など〕 273 13.2 15.8 7.7 17.2 22.0 15.4 4.4 4.4
雇われている人(常勤) 739 12.3 11.4 4.7 12.0 10.4 43.4 3.2 2.4
雇われている人(臨時・パート) 95 - 8.4 11.6 15.8 28.4 26.3 6.3 3.2
会社などの役員 47 17.0 12.8 6.4 8.5 8.5 38.3 4.3 4.3
その他の仕事 28 - 17.9 14.3 21.4 10.7 28.6 3.6 3.6
専業主婦 168 4.8 12.5 4.8 23.2 33.9 11.3 3.6 6.0
仕事はしていない 21 9.5 19.0 4.8 19.0 14.3 28.6 4.8 -
〔経済的な暮らし向き〕                  
心配ない(小計) 1,324 9.3 11.8 6.0 15.0 19.5 31.6 3.8 3.0
ゆとりがあり心配ない 332 8.7 12.0 6.9 16.0 19.9 29.8 5.1 1.5
ゆとりはないが心配ない 992 9.5 11.7 5.7 14.6 19.4 32.3 3.3 3.5
心配(小計) 233 15.0 17.6 4.7 11.2 16.3 25.8 4.7 4.7
ゆとりがなく多少心配 190 14.7 17.4 5.3 12.1 16.8 26.3 3.2 4.2
家計が苦しく非常に心配 43 16.3 18.6 2.3 7.0 14.0 23.3 11.6 7.0
わからない 9 11.1 11.1 - - 22.2 22.2 - 33.3

注)Q9aで、この一年間に何らかの活動に参加したことがあると答えた人が対象。

(6)最も力を入れた活動に参加したきっかけ( Q9-SQ3 )

 この一年間に,何らかの活動に参加したことがある人について,「最も力を入れた活動に参加したきっかけ」をみると,「友人,仲間のすすめ」が43.2%と最も高く,以下,「個人の意思で(問題意識や解決したい課題をもって)」33.0%,「自治会,町内会の呼びかけ」22.8%,「活動団体の呼びかけ」8.0%,「家族のすすめ」7.5%,「市区町村の広報誌をみて」6.6%等の順となっている。

 前2回の調査と比較すると,「個人の意思で(問題意識や解決したい課題をもって)」は増加傾向となっており,平成5年調査より5.2ポイント,前回調査(平成10年)より4.2ポイント増加している。

図9-3 最も力を入れた活動に参加したきっかけ( Q9-SQ3 )

最も力を入れた活動に参加したきっかけの集計グラフ

 性別にみると,「友人,仲間のすすめ」(男性37.0%,女性48.5%)は女性の割合が高く,「自治会,町内会の呼びかけ」(男性28.5%,女性17.9%)は男性の割合が高くなっている。

 年齢階級別にみると,「友人,仲間のすすめ」は「75~79歳」で51.4%と割合が高くなっている。

 都市規模別にみると,「友人、仲間のすすめ」は「町村」(48.5%)で割合が高く,「個人の意思で(問題意識や解決したい課題をもって)」は都市規模が大きいほど割合が高くなっている。

 最長職業別にみると,「友人,仲間のすすめ」は「農林漁業(家族従業者を含む)」で51.3%と割合が高くなっている。

 近所づきあいの程度別にみると,「友人,仲間のすすめ」,「自治会,町内会の呼びかけ」は付き合いの密度が高いほど割合が高くなっている。

表9-3 最も力を入れた活動に参加したきっかけ( Q9-SQ3 )

(複数回答)
  該当者数 友人、仲間のすすめ 家族のすすめ 市区町村の広報誌をみて 活動団体の呼びかけ 自治会、町内会の呼びかけ 個人の意思で(問題意識や解決したい課題をもって) その他 特にない 計(M.T.)
   
平成5年 1,009 48.6 5.6 4.9 11.7 22.0 27.8 1.6 2.8 124.8
平成10年 1,001 43.1 7.4 6.0 4.0 22.9 28.8 2.9 2.2 124.4
今回(平成15年) 1,566 43.2 7.5 6.6 8.0 22.8 33.0 2.2 2.6 125.9
〔性〕                    
男性 719 37.0 6.7 6.4 9.9 28.5 33.9 2.2 2.2 126.8
女性 847 48.5 8.3 6.8 6.4 17.9 32.1 2.1 3.0 125.1
〔年齢〕                    
60~64歳 430 43.0 8.8 6.7 8.1 23.5 33.3 2.1 2.6 128.1
65~69歳 403 44.2 6.9 7.4 6.2 21.1 34.7 2.5 1.7 124.8
70~74歳 361 37.1 6.4 6.4 9.7 24.4 34.6 1.4 3.3 123.3
75~79歳 245 51.4 8.6 6.1 9.0 25.7 25.3 3.3 2.0 131.4
80歳以上 127 42.5 6.3 5.5 6.3 15.7 36.2 1.6 4.7 118.9
(うち85歳以上) 31 41.9 6.5 3.2 3.2 25.8 32.3 3.2 - 116.1
〔都市規模〕                    
大都市 288 37.8 6.6 10.8 6.6 19.1 38.5 2.4 3.1 125.0
中都市 546 43.4 7.3 6.2 6.2 23.3 34.4 2.0 2.9 125.8
小都市 320 40.9 7.5 5.0 7.5 26.6 32.8 2.5 1.3 124.1
町村 412 48.5 8.5 5.6 11.7 21.8 27.2 1.9 2.9 128.2
〔最長職業〕                    
農林漁業(家族従業者を含む) 195 51.3 8.2 3.6 9.2 27.7 20.0 2.1 0.5 122.6
自営業主〔商工サービス業・自由業(家族従業者を含む)など〕 273 35.5 6.6 6.2 8.1 23.1 32.2 2.2 3.7 117.6
雇われている人(常勤) 739 44.1 8.0 6.8 7.8 22.7 35.2 1.8 2.6 129.0
雇われている人(臨時・パート) 95 44.2 6.3 8.4 4.2 20.0 34.7 1.1 1.1 120.0
会社などの役員 47 29.8 4.3 10.6 12.8 23.4 38.3 4.3 4.3 127.7
その他の仕事 28 35.7 7.1 10.7 17.9 17.9 42.9 3.6 3.6 139.3
専業主婦 168 48.8 7.7 7.1 5.4 19.6 33.9 3.6 3.0 129.2
仕事はしていない 21 28.6 9.5 9.5 14.3 19.0 42.9 4.8 9.5 138.1
〔Q3近所づきあいの程度〕                    
親しくつきあっている 948 44.6 7.3 6.0 7.7 26.3 31.9 1.7 2.3 127.7
あいさつをする程度 577 41.6 8.0 7.6 8.5 17.9 34.7 2.6 2.8 123.6
付き合いはほとんどしていない 41 34.1 7.3 7.3 7.3 12.2 34.1 7.3 7.3 117.1

注)Q9aで、この一年間に何らかの活動に参加したことがあると答えた人が対象。

(7)活動全体を通じて参加して良かったこと( Q9-SQ4 )

 この一年間に,何らかの活動に参加したことがある人について,「活動全体を通じて参加して良かったこと」をみると,「新しい友人を得ることができた」が52.9%,「生活に充実感ができた」が52.7%と半数を超えており,以下,「健康や体力に自信がついた」35.1%,「お互いに助け合うことができた」30.8%,「地域社会に貢献できた」23.2%,「社会への見方が広まった」21.1%,「自分の技術,経験を生かすことができた」17.1%等の順となっている。

 前回調査(平成10年)と比較すると,「生活に充実感ができた」は8.3ポイント増加し,「新しい友人を得ることができた」が5.1ポイント減少している。

図9-4 活動全体を通じて参加して良かったこと( Q9-SQ4 )

活動に参加した利点の集計グラフ

 性別にみると,「新しい友人を得ることができた」(男性48.1%,女性57.0%),「生活に充実感ができた」(男性47.3%,女性57.4%)は女性の割合が,「地域社会に貢献できた」(男性30.0%,女性17.4%)は男性の割合が高くなっている。

 年齢階級別にみると,「新しい友人を得ることができた」は,「80歳以上」で44.1%と割合が低く,「社会への見方が広まった」は年齢が低いほど割合が高くなっている。

 都市規模別にみると,「新しい友人を得ることができた」は「大都市」で58.7%と割合が高く,「お互いに助け合うことができた」は都市規模が小さいほど割合が高くなっている。

 健康状態別にみると,「お互いに助け合うことができた」は「良くない」で57.1%と割合が高くなっている。

 最長職業別にみると,「新しい友人を得ることができた」は「雇われている人(臨時・パート)」(61.1%),「専業主婦(60.1%)で,「お互いに助け合うことができた」は「農林漁業(家族従業者を含む)」(39.5%)で割合が高くなっている。

表9-4 活動全体を通じて参加して良かったこと( Q9-SQ4 )

(複数回答)
  該当者数 生活に充実感ができた 自分の技術、経験を生かすことができた 新しい友人を得ることができた 社会への見方が広まった 健康や体力に自信がついた お互いに助け合うことができた 地域社会に貢献できた その他 特にない 計(M.T.)
 
平成5年 1,009 52.0 15.9 53.4 21.5 34.4 24.4 0.7 4.2 206.4
平成10年 1,006 44.4 16.4 58.0 21.3 31.8 25.4 0.6 3.5 201.4
今回(平成15年) 1,566 52.7 17.1 52.9 21.1 35.1 30.8 23.2 0.5 3.9 237.4
〔性〕                      
男性 719 47.3 17.5 48.1 20.9 33.5 30.6 30.0 0.7 4.6 233.2
女性 847 57.4 16.8 57.0 21.3 36.5 30.9 17.4 0.4 3.3 240.9
〔年齢〕                      
60~64歳 430 49.3 19.1 57.0 22.8 38.1 31.4 26.0 0.5 3.7 247.9
65~69歳 403 53.3 16.6 54.3 22.1 37.2 29.3 20.1 - 3.7 236.7
70~74歳 361 50.1 14.7 50.4 21.1 31.6 32.7 27.4 0.8 4.2 233.0
75~79歳 245 58.4 16.7 51.8 19.6 29.4 33.1 21.6 1.2 3.7 235.5
80歳以上 127 59.1 19.7 44.1 15.0 39.4 23.6 14.2 - 4.7 219.7
(うち85歳以上) 31 61.3 32.3 35.5 12.9 48.4 22.6 12.9 - 3.2 229.0
〔都市規模〕                      
大都市 288 52.4 18.8 58.7 22.6 30.9 28.5 18.8 0.7 2.1 233.3
中都市 546 56.2 19.4 54.2 20.1 37.0 29.7 23.8 0.4 4.6 245.4
小都市 320 47.8 13.4 48.1 22.5 35.3 31.3 25.0 1.3 4.7 229.4
町村 412 52.2 15.8 51.0 20.1 35.4 33.5 24.0 - 3.6 235.7
〔健康状態〕                      
良い(小計) 996 54.7 19.0 54.3 22.7 38.5 31.0 24.1 0.6 3.2 248.1
良い 541 55.8 20.9 54.9 25.9 43.8 35.1 25.9 0.7 3.3 266.4
まあ良い 455 53.4 16.7 53.6 18.9 32.1 26.2 22.0 0.4 3.1 226.4
普通 390 48.7 16.4 53.1 17.7 30.3 31.0 22.6 0.5 4.4 224.6
良くない(小計) 180 50.6 8.3 45.0 19.4 27.2 28.9 19.4 - 6.7 205.6
あまり良くない 166 51.2 7.8 45.8 18.7 27.1 26.5 19.3 - 6.6 203.0
良くない 14 42.9 14.3 35.7 28.6 28.6 57.1 21.4 - 7.1 235.7
〔最長職業〕                      
農林漁業(家族従業者を含む) 195 49.2 15.9 44.1 15.9 37.4 39.5 20.0 0.5 3.1 225.6
自営業主〔商工サービス業・自由業(家族従業者を含む)など〕 273 45.1 15.8 52.0 19.4 27.8 24.2 20.5 1.1 4.0 209.9
雇われている人(常勤) 739 55.1 16.5 53.0 22.5 39.4 30.6 26.7 0.3 4.7 248.7
雇われている人(臨時・パート) 95 60.0 11.6 61.1 17.9 38.9 27.4 20.0 1.1 - 237.9
会社などの役員 47 46.8 23.4 48.9 34.0 27.7 36.2 25.5 - 6.4 248.9
その他の仕事 28 67.9 25.0 60.7 32.1 21.4 35.7 21.4 - 3.6 267.9
専業主婦 168 54.8 24.4 60.1 19.0 28.0 31.5 16.1 0.6 1.8 236.3
仕事はしていない 21 47.6 9.5 47.6 28.6 33.3 33.3 33.3 - 9.5 242.9

注1)Q9aで、この一年間に何らかの活動に参加したことがあると答えた人が対象。
注2)※は調査時に選択肢がないなどで、データが存在しないもの。

(8)活動に参加しなかった理由( Q9-SQ5 )

 この一年間に,参加した活動はない人について,「活動に参加しなかった理由」をみると,「健康・体力に自信がないから(年をとっている)」が38.1%と最も高く,次いで,「家庭の事情(病院,家事,仕事)があるから」22.1%,「どのような活動が行われているか知らないから」9.0%,「気軽に参加できる活動が少ないから」8.6%,「同好の友人・仲間がいないから」8.4%等の順となっている。なお,「特に理由はない」が20.7%となっている。

 前回調査(平成10年)と比較すると,「健康・体力に自信がないから(年をとっている)」は4.9ポイント増加し,「家庭の事情(病院,家事,仕事)があるから」は9.3ポイント減少している。

図9-5 活動に参加しなかった理由( Q9S-Q5 )

活動に参加しなかった理由の集計グラフ

 性別にみると,「健康・体力に自信がないから(年をとっている)」(男性32.9%,女性41.7%)は女性の割合が高くなっている。一方,「特に理由はない」(男性23.9%,女性18.5%)は男性の割合が高くなっている。

 年齢階級別にみると,「健康・体力に自信がないから(年をとっている)」は年齢が高いほど割合が高く,「60~64歳」では19.0%となっているが,「80歳以上」では69.2%と高くなっている。「家庭の事情(病院,家事,仕事)があるから」は年齢が低いほど割合が高く,「80歳以上」では8.2%となっているが,「60~64歳」では35.0%となっている。

 同居形態別にみると,「健康・体力に自信がないから(年をとっている)」は「単身世帯」(46.2%)で割合が高くなっている。

 健康状態別にみると,「健康・体力に自信がないから(年をとっている)」は,健康状態が良くないほど割合が高く,「家庭の事情(病院,家事,仕事)があるから」は健康状態が良いほど割合が高くなっている。

 経済的な暮し向きについてみると,「家庭の事情(病院,家事,仕事)があるから」は,『心配』で29.7%と割合が高くなっている。

表9-5 活動に参加しなかった理由( Q9-SQ5 )

(複数回答)
  該当者数 どのように活動が行われているか知らないから 経費や手間がかかりすぎるから 気軽に参加できる活動が少ないから 同好の友人・仲間がいないから 活動に必要な技術、経験がないから 家庭の事情(病院、家事、仕事)があるから 活動場所に近くないから 健康・体力に自信がないから(年をとっている) 過去に参加したが期待はずれだったから その他 特に理由はない 計(M.T.)
 
昭和63年 1,560 5.7 1.5 5.6 7.8 2.0 24.9 3.3 30.6 1.3 13.9 19.8 116.3
平成5年 1,376 8.1 1.3 5.9 7.7 2.0 34.2 3.4 31.6 1.6 5.2 19.7 120.6
平成10年 1,297 9.0 2.6 9.2 9.6 2.1 31.4 4.5 33.2 1.1 5.2 17.9 125.7
今回(平成15年) 1,294 9.0 3.9 8.6 8.4 2.3 22.1 3.8 38.1 2.4 6.3 20.7 125.7
〔性〕                          
男性 532 10.5 3.6 10.3 10.0 2.6 19.5 4.1 32.9 1.9 6.8 23.9 126.1
女性 762 8.0 4.1 7.3 7.3 2.1 23.9 3.5 41.7 2.8 6.0 18.5 125.3
〔年齢〕                          
60~64歳 263 13.3 4.9 13.7 10.3 4.6 35.0 4.2 19.0 1.5 6.5 22.1 135.0
65~69歳 289 11.1 5.2 10.4 8.7 3.1 26.0 5.5 25.6 2.8 7.6 24.2 130.1
70~74歳 289 11.4 3.1 8.0 9.3 1.7 22.5 3.1 33.2 2.4 7.3 21.8 123.9
75~79歳 245 3.7 4.5 6.5 4.5 0.8 15.1 3.7 52.7 2.9 3.7 20.8 118.8
80歳以上 208 3.8 1.0 2.9 9.1 1.0 8.2 1.9 69.2 2.4 6.3 12.5 118.3
(うち85歳以上) 70 2.9 - 4.3 2.9 2.9 7.1 1.4 78.6 2.9 7.1 7.1 117.1
〔同居形態〕                          
単身世帯 173 4.6 4.6 4.6 9.8 0.6 18.5 4.0 46.2 1.7 8.1 20.8 125.4
夫婦二人世帯 447 12.1 3.8 9.4 8.9 2.0 23.7 4.7 33.1 2.2 6.3 21.0 127.3
本人と子の世帯 300 7.3 5.0 10.0 6.0 3.3 25.7 2.7 38.0 2.3 5.3 20.0 125.7
本人と子と孫の世帯 279 5.4 2.5 9.0 9.3 2.9 16.8 3.6 41.9 3.2 6.5 21.9 122.9
その他 93 16.1 3.2 6.5 8.6 2.2 25.8 3.2 35.5 2.2 5.4 17.2 125.8
〔健康状態〕                          
良い(小計) 527 10.8 4.6 10.4 11.0 2.7 27.9 5.3 21.1 2.1 5.5 24.7 126.0
良い 261 8.8 5.0 12.3 8.8 2.7 28.0 6.1 11.9 1.9 6.9 29.5 121.8
まあ良い 266 12.8 4.1 8.6 13.2 2.6 27.8 4.5 30.1 2.3 4.1 19.9 130.1
普通 340 9.7 3.5 10.6 8.8 3.5 21.5 4.4 30.9 2.6 7.9 23.8 127.4
良くない(小計) 427 6.3 3.3 4.7 4.9 0.9 15.5 1.4 64.9 2.6 6.1 13.3 123.9
あまり良くない 338 7.4 4.1 5.6 5.6 1.2 16.6 1.8 61.2 2.7 6.5 13.6 126.3
良くない 89 2.2 - 1.1 2.2 - 11.2 - 78.7 2.2 4.5 12.4 114.6
〔経済的な暮らし向き〕                          
心配ない(小計) 929 8.9 2.8 9.0 8.6 2.3 20.2 4.2 36.8 2.7 6.1 22.6 124.3
ゆとりがあり心配ない 207 6.3 1.9 5.3 9.7 2.4 17.9 3.4 44.4 2.4 6.3 19.8 119.8
ゆとりはないが心配ない 722 9.7 3.0 10.1 8.3 2.2 20.9 4.4 34.6 2.8 6.1 23.4 125.6
心配(小計) 327 10.1 7.3 8.3 8.9 2.8 29.7 3.1 38.2 1.5 7.0 15.0 131.8
ゆとりがなく多少心配 248 10.5 6.0 8.5 10.5 3.2 30.2 3.2 37.1 1.6 7.7 13.7 132.3
家計が苦しく非常に心配 79 8.9 11.4 7.6 3.8 1.3 27.8 2.5 41.8 1.3 5.1 19.0 130.4
わからない 38 2.6 - - - - 2.6 - 68.4 2.6 5.3 23.7 105.3

注1)Q9aで、この一年間に何らかの活動に参加したことがあると答えた人が対象。
注2)昭和63は、グループや団体で自主的に行われている活動に参加しなかった人が対象。

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