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第2章 調査結果の概要 -2

2.お仕事について

(1)収入を伴う仕事をしているか(問7)

問7 現在、収入を伴う仕事をしていますか。次の中から1つだけ選んでお答えください。(〇は1つだけ)

収入を伴う仕事をしているかをみると、全体で「現在、定期的に収入を伴う仕事をしている」と「現在、不定期ではあるが、収入を伴う仕事をしている」を合わせた「仕事をしている(再掲)」が42.7%となっている。

図表2-2-1-1 収入を伴う仕事をしているか(問7)(択一回答)(CSV形式:1KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-2-1-1 収入を伴う仕事をしているか(問7)(択一回答)の図

※ 「仕事をしている(再掲)」は「現在、定期的に収入を伴う仕事をしている」と「現在、不定期ではあるが、収入を伴う仕事をしている」の合計、「仕事をしていない(再掲)」は「現在、収入を伴う仕事はしていないが、今後したいと考えている」と「現在、収入を伴う仕事はしておらず、今後もするつもりはない」の合計。

性別でみると、男性は「仕事をしている(再掲)」が49.0%と、女性(36.4%)よりも高い。

性・年齢でみると、「仕事をしている(再掲)」は、男性の64歳までは8割台と高いが、男女ともに85歳以上では1割未満となる。

現在の結婚状況でみると、「仕事をしていない(再掲)」は配偶者あるいはパートナーとは死別しているが高い(70.2%)。

同居者でみると、親と同居している者は「現在、定期的に収入を伴う仕事をしている」(60.7%)が高い。

ネットショッピング等をどの程度利用しているかでみると、ネットショッピング等の利用頻度が高いほど「仕事をしていない(再掲)」は低くなる。

図表2-2-1-2 収入を伴う仕事をしているか(問7)(択一回答)(CSV形式:4KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-2-1-2 収入を伴う仕事をしているか(問7)(択一回答)の図

※表側項目のF1性別「その他」についてはn=1のため掲載を省略。

質問間でみると、「現在、定期的に収入を伴う仕事をしている」は、『現在の健康状態(問2)で「良い」と答えた者』、『預貯金の取り崩しについて(問23)で「ほとんどない」と答えた者』、『お金に困った際に相談できる相手(問26)で「友人・知人」を挙げた者』で、それぞれ高くなっている。

図表2-2-1-3 収入を伴う仕事をしているか(問7)(択一回答)(CSV形式:1KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-2-1-3 収入を伴う仕事をしているか(問7)(択一回答)の図

(2)収入を伴う仕事の種類について(問8)

【問7で「1または2(現在、収入を伴う仕事をしている)」と答えた方にお伺いします。】
問8 現在の収入を伴う仕事について、次の中から1つだけ選んでお答えください。複数の仕事をしている場合は、収入の最も多いものをお答えください。(○は1つだけ)

収入を伴う仕事の種類をみると、全体で「パート・アルバイト」(33.4%)が最も高く、「自営業主・個人事業主・フリーランス(家族従業者を含む)」(22.5%)、「正社員」(15.0%)、「契約社員・嘱託社員」(14.2%)と続く。

図表2-2-2-1 収入を伴う仕事の種類について(問8)(択一回答)(CSV形式:1KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-2-2-1 収入を伴う仕事の種類について(問8)(択一回答)の図

性別にみると、女性は「パート・アルバイト」が48.1%と、男性(22.4%)よりも高い。男性は「契約社員・嘱託社員」が18.9%と、女性(7.8%)よりも高い。

性・年齢でみると、男性の64歳までは「正社員」「契約社員・嘱託社員」が3割台と高い。女性の79歳までは「パート・アルバイト」が5割前後と高い。

現在の結婚状況でみると、配偶者あるいはパートナーとは離別している者と配偶者あるいはパートナーとは死別している者は「パート・アルバイト」(それぞれ47.6%、44.0%)が高い。

ネットショッピング等をどの程度利用しているかでみると、全く利用していない者は「パート・アルバイト」が41.2%と高い。

図表2-2-2-2 収入を伴う仕事の種類について(問8)(択一回答)(CSV形式:4KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-2-2-2 収入を伴う仕事の種類について(問8)(択一回答)の図

※表側項目のF1性別「その他」についてはn=1のため掲載を省略。

質問間でみると、「自営業主・個人事業主・フリーランス(家族従業者を含む)」は、『何歳ごろまで収入を伴う仕事をしたいか(問16)で「働けるうちはいつまでも」と答えた者』で高くなっている。「正社員」は、『何歳ごろまで収入を伴う仕事をしたいか(問16)で「65歳くらいまで」と答えた者』で高くなっている。

図表2-2-2-3 収入を伴う仕事の種類について(問8)(択一回答)(CSV形式:1KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-2-2-3 収入を伴う仕事の種類について(問8)(択一回答)の図

(3)収入を伴う仕事を始めた時期について(問9)

【問7で「1または2(現在、収入を伴う仕事をしている)」と答えた方にお伺いします。】
問9 現在の収入を伴う仕事を始めた時期について、次の中から1つだけ選んでお答えください。(○は1つだけ)

収入を伴う仕事を始めた時期をみると、全体で「40代以前からの仕事を継続している」(41.6%)が最も高い。次いで、「60~64歳ころ」(18.0%)、「65~69歳ころ」(12.3%)が続く。

図表2-2-3-1 収入を伴う仕事を始めた時期について(問9)(択一回答)(CSV形式:1KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-2-3-1 収入を伴う仕事を始めた時期について(問9)(択一回答)の図

性・年齢でみると、男女ともに64歳までは「40代以前からの仕事を継続している」が5割台と高い。65~69歳になると、「40代以前からの仕事を継続している」は男性で38.3%、女性で45.0%に減少する。

現在の結婚状況でみると、配偶者あるいはパートナーとは死別している者は「40代以前からの仕事を継続している」(31.0%)が低い。

ネットショッピング等をどの程度利用しているかでみると、ネットショッピング等の利用頻度が高いほど「40代以前からの仕事を継続している」は高くなる。

地域(6区分)でみると、中国・四国は「40代以前からの仕事を継続している」(49.0%)が高い。

図表2-2-3-2 収入を伴う仕事を始めた時期について(問9)(択一回答)(CSV形式:5KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-2-3-2 収入を伴う仕事を始めた時期について(問9)(択一回答)の図

※表側項目のF1性別「その他」についてはn=1のため掲載を省略。

質問間でみると、「60~64歳ころ」は、『社会的活動を継続的に行っているか(問4)(複数回答)で「ボランティア活動」を挙げた者』、『何歳ころまで収入を伴う仕事をしたいか(問16)で「80歳くらいまで」と答えた者』で、それぞれ高くなっている。

図表2-2-3-3 収入を伴う仕事を始めた時期について(問9)(択一回答)(CSV形式:1KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-2-3-3 収入を伴う仕事を始めた時期について(問9)(択一回答)の図

(4)一週間あたりの就業日数および時間(問10)

【問7で「1 現在、定期的に収入を伴う仕事をしている」と答えた方にお伺いします。】
問10 現在の収入を伴う仕事について、この1か月間における1週間あたりの平均的な就業日数及び就業時間(実労働時間)をお答えください。

一週間あたりの就業日数をみると、平均4.5日となっている。日数で最も高いのは「5日以上」(62.0%)。次いで「3~4日」(24.7%)、「1~2日」(8.5%)となっている。

図表2-2-4-1 一週間あたりの就業日数(問10)(CSV形式:1KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-2-4-1 一週間あたりの就業日数(問10)の図

性別でみると、平均日数は男性4.6日、女性4.3日となっている。「5日以上」は男性(67.3%)が女性(54.8%)よりも高くなっている。

性・年齢でみると、男性の64歳までは「5日以上」(83.7%)が高い。

現在の結婚状況でみると、配偶者あるいはパートナーとは離別している者は「3~4日」(32.4%)が高い。

同居者でみると、親と同居している者は「5日以上」(76.5%)が高い。

都市規模でみると、町村は「5日以上」(69.7%)が高い。

図表2-2-4-2 一週間あたりの就業日数(問10)(CSV形式:4KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-2-4-2 一週間あたりの就業日数(問10)の図

※表側項目のF1性別「その他」についてはn=1のため掲載を省略。

質問間でみると、「5日以上」は、『どの程度生きがいを感じているか(問1)で「あまり感じていない」と答えた者』、『現在の収入を伴う仕事に満足しているか(問11)で「やや不満がある」と答えた者』、『何歳ごろまで収入を伴う仕事をしたいか(問16)で「65歳くらいまで」と答えた者』、『現在の経済的な暮らし向きについて(問17)で「家計が苦しく、非常に心配である」と答えた者』で、それぞれ高くなっている。

図表2-2-4-3 一週間あたりの就業日数(問10)(CSV形式:2KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-2-4-3 一週間あたりの就業日数(問10)の図

一週間あたりの就業時間をみると、平均29.6時間となっている。最も高いのは「40~49時間」(33.4%)。次いで「30~39時間」(15.0%)、「10~19時間」(14.9%)と続く。

図表2-2-4-4 一週間あたりの就業時間(問10)(CSV形式:1KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-2-4-4 一週間あたりの就業時間(問10)の図

性別でみると、平均時間は男性が32.5時間、女性が25.8時間となっている。「40~49時間」は男性(40.7%)が女性(23.7%)よりも高くなっている。

性・年齢でみると、男性の64歳までは「40~49時間」(56.0%)が高い。女性の65~69歳は「10~19時間」(28.2%)が高い。

同居者でみると、親と同居している者は「40~49時間」(52.9%)が高い。

都市規模でみると、「40~49時間」は町村(40.8%)が高く、大都市(29.9%)で低い。

図表2-2-4-5 一週間あたりの就業時間(問10)(CSV形式:5KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-2-4-5 一週間あたりの就業時間(問10)の図

※表側項目のF1性別「その他」についてはn=1のため掲載を省略。

質問間でみると、平均時間は、『どの程度生きがいを感じているか(問1)で「あまり感じていない」と答えた者』、『現在の収入を伴う仕事に満足しているか(問11)で「やや不満がある」と答えた者』、『収入を伴う仕事をしている主な理由(問12)で「収入のため」と答えた者』、『何歳ごろまで収入を伴う仕事をしたいか(問16)で「65歳くらいまで」と答えた者』で、それぞれ高くなっている。

図表2-2-4-6 一週間あたりの就業時間(問10)(CSV形式:1KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-2-4-6 一週間あたりの就業時間(問10)の図

(5)収入を伴う仕事の満足度(問11)

【問7で「1または2(現在、収入を伴う仕事をしている)」と答えた方にお伺いします。】
問11 現在の収入を伴う仕事について、満足していますか。次の中から1つだけ選んでお答えください。(○は1つだけ)

収入を伴う仕事の満足度をみると、全体で「満足している」と「やや満足している」を合わせた「満足している(再掲)」が60.4%となっている。

図表2-2-5-1 収入を伴う仕事の満足度(問11)(択一回答)(CSV形式:1KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-2-5-1 収入を伴う仕事の満足度(問11)(択一回答)の図

※ 「満足している(再掲)」は「満足している」と「やや満足している」の合計、「不満がある(再掲)」は「やや不満がある」と「不満がある」の合計。

性別でみると、「満足している(再掲)」は男性(58.1%)より女性(63.4%)が高い。

性・年齢でみると、男性の64歳までは「満足している(再掲)」が49.4%と低い。

現在の結婚状況でみると、「満足している(再掲)」は配偶者あるいはパートナーがいたことがない者で38.4%と低い。

同居者でみると、同居者はいない者は「満足している(再掲)」(48.7%)が低い。

図表2-2-5-2 収入を伴う仕事の満足度(問11)(択一回答)(CSV形式:5KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-2-5-2 収入を伴う仕事の満足度(問11)(択一回答)の図

※表側項目のF1性別「その他」についてはn=1のため掲載を省略。

質問間でみると、「満足している(再掲)」は、『どの程度生きがいを感じているか(問1)で「十分感じている」と答えた者』、『現在の健康状態(問2)で「良い」と答えた者』、『何歳ごろまで収入を伴う仕事をしたいか(問16)で「80歳くらいまで」と答えた者』、『現在の経済的な暮らし向きについて(問17)で「家計にゆとりがあり、まったく心配なく暮らしている」と答えた者』、『預貯金の取り崩しについて(問23)で「全くない」と答えた者』で、それぞれ高くなっている。

図表2-2-5-3 収入を伴う仕事の満足度(問11)(択一回答)(CSV形式:2KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-2-5-3 収入を伴う仕事の満足度(問11)(択一回答)の図

(6)収入を伴う仕事をしている主な理由(問12)

【問7で「1または2(現在、収入を伴う仕事をしている)」と答えた方にお伺いします。】
問12 現在、収入を伴う仕事をしている主な理由を次の中から1つだけ選んでお答えください。(○は1つだけ)

収入を伴う仕事をしている主な理由をみると、全体で「収入のため」(55.1%)が最も高く、「働くのは体によいから、老化を防ぐから」(20.1%)、「自分の知識・能力を生かせるから」(12.4%)と続く。

図表2-2-6-1 収入を伴う仕事をしている主な理由(問12)(択一回答)(CSV形式:1KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-2-6-1 収入を伴う仕事をしている主な理由(問12)(択一回答)の図

性・年齢でみると、男女ともに64歳までは「収入のため」が高く、男性は8割程度、女性は6割程度となっている。

現在の結婚状況でみると、配偶者あるいはパートナーとは死別している者は「働くのは体によいから、老化を防ぐから」(33.3%)が高い。

同居者でみると、同居者はいない者と親と同居している者は「収入のため」(それぞれ66.4%、65.8%)が高い。

都市規模でみると、町村(25.5%)、小都市(24.3%)、中都市(18.2%)、大都市(16.7%)と都市規模が小さいほど「働くのは体によいから、老化を防ぐから」が高くなる。

地域(6区分)でみると、北海道・東北は「収入のため」(61.7%)が高い。

図表2-2-6-2 収入を伴う仕事をしている主な理由(問12)(択一回答)(CSV形式:4KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-2-6-2 収入を伴う仕事をしている主な理由(問12)(択一回答)の図

※表側項目のF1性別「その他」についてはn=1のため掲載を省略。

質問間でみると、「収入のため」は、『生きがいを感じるか(問1)で「あまり感じていない」と答えた者』、『現在の収入を伴う仕事に満足しているか(問11)で「やや不満がある」、「不満がある」と答えた者』、『経済的な暮らし向きについて(問17)で「家計にゆとりがなく、多少心配である」、「家計が苦しく、非常に心配である」と答えた者』、『お金に困った際に相談できる相手はいるか(問26)で「相談できる相手はいない」と答えた者』、『金融資産の総額について(問30)で「0万円」と答えた者』で、それぞれ高くなっている。

図表2-2-6-3 収入を伴う仕事をしている主な理由(問12)(択一回答)(CSV形式:2KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-2-6-3 収入を伴う仕事をしている主な理由(問12)(択一回答)の図

(7)現在の仕事を決めた理由(問13)(複数回答・3つまで)

【問7で「1または2(現在、収入を伴う仕事をしている)」と答えた方にお伺いします。】
問13 現在の仕事を決めた理由を、次の中から3つまで選んでください。(○は3つまで)

現在の仕事を決めた理由をみると、全体で「自分の経験やスキルが生かせる」(41.5%)が最も高い。次いで、「自宅から通いやすい」(33.7%)、「仕事にやりがいがある」(24.8%)、「仕事内容について体力的な負担が少ない」(23.2%)、「給与等が希望に適っている」(11.4%)が続く。

図表2-2-7-1 現在の仕事を決めた理由(問13)(複数回答・3つまで)(CSV形式:1KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

※「その他」「不明・無回答」以外の選択肢(%)の高い順に並べ替え。

図表2-2-7-1 現在の仕事を決めた理由(問13)(複数回答・3つまで)の図

性別でみると、「自分の経験やスキルが生かせる」は男性が46.4%と、女性(35.1%)よりも高い。

性・年齢でみると、「自宅から通いやすい」は女性の64歳までで45.5%と高い。

現在の結婚状況でみると、配偶者あるいはパートナーとは離別している者は「自宅から通いやすい」(46.4%)が高い。

ネットショッピング等をどの程度利用しているかでみると、週に1回以上利用している者は「仕事にやりがいがある」(40.0%)が高い。

都市規模でみると、大都市と町村は「自分の経験やスキルが生かせる」(それぞれ48.2%、47.1%)が高い。

図表2-2-7-2 現在の仕事を決めた理由(問13)(複数回答・3つまで)(CSV形式:6KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

※「その他」「不明・無回答」以外の選択肢(%)の高い順に並べ替え。

図表2-2-7-2 現在の仕事を決めた理由(問13)(複数回答・3つまで)の図

※表側項目のF1性別「その他」についてはn=1のため掲載を省略。

質問間でみると、「自分の経験やスキルが生かせる」は、『学習・自己啓発・訓練のうち、仕事に役立てることなど目的として行ったもの(問6)で「人文・社会・自然科学(歴史・経済・数学・生物など)」と答えた者』、『収入を伴う仕事をしている主な理由(問12)で「自分の知識・能力を生かせるから」と答えた者』、『経済的な暮らし向きについて(問17)で「家計にゆとりがあり、まったく心配なく暮らしている」と答えた者』で、それぞれ高くなっている。

図表2-2-7-3 現在の仕事を決めた理由(問13)(複数回答・3つまで)(CSV形式:2KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-2-7-3 現在の仕事を決めた理由(問13)(複数回答・3つまで)の図

(8)収入を伴う仕事をしていない理由(問14)(複数回答)

【問7で「3または4(現在、収入を伴う仕事をしていない)」と答えた方にお伺いします】
問14 現在、収入を伴う仕事をしていない理由について、次の中からあてはまるものを全てお答えください。(○はいくつでも)

収入を伴う仕事をしていない理由をみると、全体で「健康上の理由」(33.7%)が最も高い。次いで、「仕事によって収入を得る必要がないから」(22.5%)、「仕事以外の趣味や社会活動に時間を費やしたいから」(13.6%)、「年齢制限で働くところが見つからないから」(11.3%)、「家族の介護や家事のため」(11.1%)が続く。

図表2-2-8-1 収入を伴う仕事をしていない理由(問14)(複数回答)(CSV形式:1KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

※「その他」「特に理由はない」「不明・無回答」以外の選択肢(%)の高い順に並べ替え。

図表2-2-8-1 収入を伴う仕事をしていない理由(問14)(複数回答)の図

性別でみると、男女ともに「健康上の理由」が最も高く、男性33.3%、女性34.0%となっている。

性・年齢でみると、女性の64歳までは「家族の介護や家事のため」(36.4%)が高い。

同居者でみると、同居者はいない者は「健康上の理由」(43.9%)が高い。

ネットショッピング等をどの程度利用しているかでみると、ネットショッピング等の利用頻度が高いほど「仕事以外の趣味や社会活動に時間を費やしたいから」が高くなる。

地域(6区分)でみると、中国・四国は「健康上の理由」(42.5%)が高い。

図表2-2-8-2 収入を伴う仕事をしていない理由(問14)(複数回答)(CSV形式:6KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

※「その他」「特に理由はない」「不明・無回答」以外の選択肢(%)の高い順に並べ替え。

図表2-2-8-2 収入を伴う仕事をしていない理由(問14)(複数回答)の図

※表側項目のF1性別「その他」についてはn=1のため掲載を省略。

質問間でみると、「仕事以外の趣味や社会活動に時間を費やしたいから」は、『生きがいを感じるか(問1)で「十分感じている」と答えた者』、『現在の健康状態(問2)で「良い」と答えた者』、『学習・自己啓発・訓練のうち、仕事に役立てることなど目的として行ったもの(問6)で「人文・社会・自然科学(歴史・経済・数学・生物など)」と答えた者』で、それぞれ高くなっている。

図表2-2-8-3 収入を伴う仕事をしていない理由(問14)(複数回答)(CSV形式:1KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-2-8-3 収入を伴う仕事をしていない理由(問14)(複数回答)の図

(9)50代のころの働く様子について(問15)(複数回答)

問15 あなたが50代のころの働く様子についてお伺いします。次の中からあてはまるものを全てお選びください。(○はいくつでも)

50代のころの働く様子をみると、全体で「働きぶりは、会社や同僚から高く評価されていた」(36.2%)が最も高い。次いで、「経験を積んだ仕事で力を発揮していた」(35.5%)、「同じ仕事を続けるつもりでいた」(33.7%)、「リタイア後のことは全く考えていなかった」「知り合いはほぼ仕事関連の人たちだった」(ともに22.6%)が続く。

図表2-2-9-1 50代のころの働く様子について(問15)(複数回答)(CSV形式:1KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

※「その他」「50代のころは働いていなかった」「不明・無回答」以外の選択肢(%)の高い順に並べ替え。

図表2-2-9-1 50代のころの働く様子について(問15)(複数回答)の図

性・年齢でみると、「働きぶりは、会社や同僚から高く評価されていた」は男性の80~84歳で49.3%、85歳以上で58.1%と高くなっている。また、女性の64歳までは「同じ仕事を続けるつもりでいた」(40.4%)が高い。

同居者でみると、親と同居している者は「同じ仕事を続けるつもりでいた」(42.9%)、「働きぶりは、会社や同僚から高く評価されていた」(42.0%)、「経験を積んだ仕事で力を発揮していた」(40.2%)が高い。

地域(6区分)でみると、関東は「働きぶりは、会社や同僚から高く評価されていた」(40.4%)が高く、中国・四国は「経験を積んだ仕事で力を発揮していた」(40.6%)が高い。

図表2-2-9-2 50代のころの働く様子について(問15)(複数回答)(CSV形式:6KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

※「その他」「50代のころは働いていなかった」「不明・無回答」以外の選択肢(%)の高い順に並べ替え。

図表2-2-9-2 50代のころの働く様子について(問15)(複数回答)の図

※表側項目のF1性別「その他」についてはn=1のため掲載を省略。

質問間でみると、「経験を積んだ仕事で力を発揮していた」は、『学習・自己啓発・訓練のうち、仕事に役立てることなど目的として行ったもの(問6)で「パソコンなどの情報処理」、「人文・社会・自然科学(歴史・経済・数学・生物など)」と答えた者』、『収入を伴う仕事をしている主な理由(問12)で「自分の知識・能力を生かせるから」と答えた者』で、それぞれ高くなっている。

図表2-2-9-3 50代のころの働く様子について(問15)(複数回答)(CSV形式:1KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-2-9-3 50代のころの働く様子について(問15)(複数回答)の図

(10)何歳ころまで収入を伴う仕事をしたいか(問16)

問16 何歳ごろまで収入を伴う仕事をしたいですか。又は、何歳ごろまで収入を伴う仕事をしたかったですか。次の中から1つだけ選んでお答えください。(○は1つだけ)

何歳ころまで収入を伴う仕事をしたいかをみると、全体で「65歳くらいまで」(23.7%)が最も高い。「働けるうちはいつまでも」は22.4%、「仕事をしたいとは思わない」は11.3%となっている。

図表2-2-10-1 何歳ころまで収入を伴う仕事をしたいか(問16)(択一回答)(CSV形式:1KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-2-10-1 何歳ころまで収入を伴う仕事をしたいか(問16)(択一回答)の図

性・年齢でみると、男女ともに64歳までは「65歳くらいまで」(男性34.6%、女性36.0%)、65~69歳は「70歳くらいまで」(男性33.2%、女性29.7%)、70~74歳は「75歳くらいまで」(男性29.2%、女性20.2%)、75~79歳は「80歳くらいまで」(男性14.7%、女性8.8%)となっており、自分の年齢よりも1つ上のカテゴリーが高くなっている。

現在の結婚状況でみると、配偶者あるいはパートナーとは離別している者は「働けるうちはいつまでも」(36.0%)が高い。

同居者でみると、親と同居している者は「70歳くらいまで」(31.3%)が高い。

地域(6区分)でみると、中部(北陸・東山・東海)と中国・四国は「65歳くらいまで」(それぞれ27.8%、28.1%)が高い。近畿は「働けるうちはいつまでも」(26.5%)が高い。

図表2-2-10-2 何歳ころまで収入を伴う仕事をしたいか(問16)(択一回答)(CSV形式:4KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-2-10-2 何歳ころまで収入を伴う仕事をしたいか(問16)(択一回答)の図

※表側項目のF1性別「その他」についてはn=1のため掲載を省略。

質問間でみると、「働けるうちはいつまでも」は、『学習・自己啓発・訓練のうち、仕事に役立てることなど目的として行ったもの(問6)で「介護関係」と答えた者』、『現在の収入を伴う仕事に満足しているか(問11)で「満足している」、「不満がある」と答えた者』、『収入を伴う仕事をしている主な理由(問12)で「働くのは体によいから、老化を防ぐから」と答えた者』で、それぞれ高くなっている。

図表2-2-10-3 何歳ころまで収入を伴う仕事をしたいか(問16)(択一回答)(CSV形式:2KB)ファイルを別ウィンドウで開きます

図表2-2-10-3 何歳ころまで収入を伴う仕事をしたいか(問16)(択一回答)の図