第1章 高齢化の状況(第3節 3)
第3節 〈特集〉国際比較調査に見る日本の高齢者の生活と意識の特徴(3)
3 人付き合いについて
(1) 同居の家族以外に頼れる人について
日常のちょっとした困りごと(電球の交換や庭の手入れなど)が、様々な理由で一人ではできなくなった時、同居の家族以外に頼れる人がいるかを聞いたところ、各国とも「別居の家族・親族」と回答した割合が最も高くなっており、日本62.1%、アメリカ40.6%、ドイツ73.9%、スウェーデン59.8%となっている。
「友人」と回答した割合について見ると、高い順に、ドイツ61.0%、アメリカ31.1%、スウェーデン26.2%、日本13.7%となっている。また、「近所の人」と回答した割合については、高い順に、ドイツ52.0%、スウェーデン26.0%、アメリカ25.3%、日本12.9%となっている(図1-3-6)。

(2) 近所の人との付き合いについて
近所の人とどのような付き合いをしているかを聞いたところ、各国とも「近所の人との付き合いがある」と回答した割合は8割以上となっている。具体的にどのような付き合いをしているかについては、日本、アメリカ、スウェーデンでは「外でちょっと立ち話をする程度」、ドイツでは「お茶や食事を一緒にする」と回答した割合が最も高くなっている。
「相談ごとがあった時、相談したり、相談されたりする」と回答した割合は、高い順に、ドイツ46.6%、スウェーデン26.9%、アメリカ26.0%、日本15.4%となっている。「病気の時に助け合う」と回答した割合については、高い順に、ドイツ34.3%、アメリカ22.8%、スウェーデン10.4%、日本3.9%となっている。さらに、「近所の人とのつきあいがない(どれにもあてはまらない)」と回答した割合については、高い順に、日本17.4%、アメリカ8.4%、スウェーデン8.2%、ドイツ5.6%となっている(図1-3-7)。
