2019年度「障害者週間」

 我が国では、障害者基本法に基づき、毎年12月3日から9日までの期間を「障害者週間」と定めています。
 障害者が社会、経済、文化その他あらゆる分野の活動に積極的に参加すること等を促進するため、国及び地方公共団体が民間団体等と連携して、「障害者週間」の期間を中心に障害者の自立及び社会参加の支援のための様々な取組を実施します。

パンフレット
「障害者週間」広報パンフレット

2019年度 「障害者週間」関連行事について

(詳細は別添参照

内閣府が行う行事
12月4日(水) 「障害者週間」関係表彰式
12月3日(火)~9日(月) 「障害者週間」作品展
12月5日(木)~6日(金) 「障害者週間」連続セミナー

その他
国関連行事(PDF形式:247KB)PDFを別ウィンドウで開きます
関係機関・団体関連行事(PDF形式:149KB)PDFを別ウィンドウで開きます
都道府県・指定都市関連行事

別添

2019年度「障害者週間」関連行事

● 内閣府が行う行事 ●

1.「障害者週間」関係表彰式

  • 日時: 2019年12月4日(水) 14時30分~
  • 会場: 中央合同庁舎8号館1階「講堂」
  • 内容: 2019年度に全国から公募した「心の輪を広げる体験作文」及び「障害者週間のポスター」の最優秀賞受賞者への内閣総理大臣表彰を行う。
  • プログラム概要
    (1)主催者挨拶
    (2)表彰状授与
    (3)受賞者代表朗読・挨拶

2.「障害者週間」作品展

  • 日時: 2019年12月3日(月)~9日(月)10時00分 ~ 18時00分
  • 会場: 有楽町駅前地下広場 (〒100-0006 東京都千代田区有楽町2丁目7番1号先)
  • 参加方法 : 入場無料(どなたでも入場可)
  • 内容: 2019年度に全国から公募した「障害者週間のポスター」の全推薦作品の原画及び「心の輪を広げる体験作文」の最優秀賞作品等を展示するもの。
【2019年度「障害者週間のポスター」展示作品 (都道府県・指定都市推薦作品)】 【2019年度「心の輪を広げる体験作文」展示作品 (最優秀受賞作品)】

3.「障害者週間」連続セミナー

  • 日時: 2019年12月5日(木)~6日(金)9時30分 ~ 18時20分
  • 会場: 有楽町朝日スクエア (〒100-0006 東京都千代田区有楽町2丁目5-1 有楽町マリオン11F)
  • 参加者 : 一般(無料) 100名程度
  • 内容: 障害者関係団体と連携し、障害及び障害者に対する国民の理解を促進するため、一般国民を対象に「障害者週間」の趣旨にふさわしいセミナーを実施するもの。
  • 参加方法 : 入場無料(各主催団体に連絡)
【1日目】 12月5日(木)
時間 主催団体 テーマ
開催概要
9:30 ~11:20

特定非営利活動法人
全国言友会連絡協議会

TEL:03-3942-9436
FAX:03-3942-9438

社会がつくる障害「吃音」:スティグマと就労から吃音を考える

 吃音は成人で100人に1人の割合で見られ、決して珍しい障害ではありません。しかしながら、吃音症状に加えて社交不安などの二次的症状のために、自己効力感の低下や、社会生活の支障となる場合も少なくありません。本セミナーでは吃音者の社会生活の現状と社会的態度について概説し、吃音のある人に対する認識と支援について考えます。
11:50 ~13:40

公益財団法人
日本障害者リハビリテーション協会

TEL:03-5273-0601
FAX:03-5273-1523

マルチメディアDAISY教科書等を利用した学習の推進及び
マルチメディアDAISY図書の製作を通じた障害者の社会参加について
~2015年国連サミットで採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」の推進に向けて~

 本協会では読み書き障害の生徒へDAISY教科書を製作配信中です。ALS、筋ジストロフィー等重度障害者がDAISY図書作成へ参加する調査も実施中です。2015年国連サミットで採択された持続可能な開発目標(SDGs)の推進に向けてのDAISY図書の製作を通じた障害者の社会参加の可能性について、障害当事者も参加し意見交換を行います。
14:10 ~16:00

独立行政法人
高齢・障害・求職者雇用支援機構

TEL:043-213-6200
FAX:043-213-6556

精神障害者雇用は今!~雇用継続のヒントを探る~

 精神障害のある方の「雇用継続」に焦点をあて、企業側から雇用継続にあたって抱えていた課題やその対応などの具体的事例、障害当事者から長期的に働くうえでの工夫や、医療機関や支援機関とどのような連携を図るか、などをご紹介し、精神障害のある方の雇用促進の方策を考えます。
16:30 ~18:20

公益社団法人
日本発達障害連盟

TEL:03-5814-0391
FAX:03-5814-0393

『障害のある人達の発信でつなげよう地域と世界!』
~「生の芸術」と言われる芸術文化の輝く力を考える~

 オリンピック憲章のオリンピアード精神には、スポーツだけで無く教育、文化・芸術の重要性がうたわれています。障害者の特性や潜在力が活かされ、能力として発揮されれば社会参加がよりスムースに行われ、人によっては世界ともつながります。オリパラの開催に向けて障害者と芸術・文化を融合させ、より活力ある共生社会に向かう取り組みを紹介します。
【2日目】 12月6日(金)
時間 主催団体 テーマ
開催概要
9:30 ~11:20

特定非営利活動法人
日本トゥレット協会

TEL:045-315-3288
FAX:045-315-3288

チック・トゥレット症を知っていますか?
~正しい理解と支援のために~

 多彩なチックを主症状とする神経疾患「トゥレット症」。自分の意思とは関係なく、ふいに声や言葉が出たり身体が動いたりする症状から奇異な目で見られてしまう等、無理解から起こる誤解や偏見に当事者や家族は辛い思いをしています。社会全体の理解が広がるように、医学的な解説と共に当事者のメッセージもお伝えします。
11:50 ~13:40

社会福祉法人
日本身体障害者団体連合会

TEL:03-3565-3399
FAX:03-3565-3349

“伝える力・受け取る力”障害理解について考えるワークショップ

 障害のある人が自分の困りごとを相手にうまく伝える力を高めることや、受け取る側の人とその困りごとを共有することを考えます。社会のなかにあるバリアへの気づき、そして、気づきから障害理解にむけた社会のあり方や心のバリアフリーについて、みんなでディスカッションしながら考えてみませんか。
14:10 ~16:00

特定非営利活動法人
カラーユニバーサルデザイン機構

TEL:03-6206-0678
FAX:-

見おとされてきた色覚障害者への社会の対応 色覚タイプによって異なる困難

 人の色覚の多様性は200年ほど前に発見されました。この色覚型には、驚くほどの多様性と連続性があり「正常」と「異常」に大別していては理解も進みません。そしてどんどんカラフル化してゆく社会は、バリアとコミュニケーション問題を新たに作り出しています。情報デザインに使う配色は誰にでもわかりやすいでしょうか。これらの問題を考えるきっかけになるように企画しました。
16:30 ~18:20

公益社団法人
日本てんかん協会

TEL:03-3202-5661
FAX:03-3202-7235

皆さんは“てんかん”を知っていますか ~全国に100万人のなかまがいます~

 皆さんも聞いたことがある“てんかん”。「泡を吹いて倒れる」、「口に何かを噛ませる」、「家系や育て方のせい」…。こんな誤解をしていませんか?てんかん治療の専門医と、自らもてんかんとともに生きる看護師(講談師)が、とても分かりやすく楽しくてんかんについて話します。身近な病気の一つとして、是非てんかんをご理解ください。