令和4年度「障害者週間」行事実施状況

内閣府が行った行事

  1. 12月5日(月) 令和4年度「障害者週間」関係表彰式
  2. 12月3日(土)~9日(金) 令和4年度「障害者週間」作品展
  3. 12月3日(土)~4日(日) 令和4年度「障害者週間」ワークショップ
  4. 12月3日(土)~28日(水) 令和4年度「障害者週間」オンラインセミナー

I.令和4年度「障害者週間」関係表彰式

  • 1.日時 : 令和4年12月5日(月) 14:30~
  • 2.会場 : 有明セントラルタワーホール&カンファレンス
    (東京都江東区有明3-7-18有明セントラルタワー4F)
  • 3.動画 : 令和4年度「障害者週間」関係表彰式の模様 動画ページを別ウィンドウで開きます
  • 4.次第 :

(1) 主催者挨拶

内閣総理大臣 岸田 文雄

主催者挨拶 写真

(2) おことば

天皇陛下

天皇陛下 写真

(3) 表彰状授与

③ 障害者関係功労者表彰受賞者

功労者表彰受賞者 写真

【個人】(50音順・敬称略)
関係省庁 氏名 性別 功績概要
1 厚生労働省 朝貝 芳美 医師。全国肢体不自由児施設運営協議会会長、障害児に係る学会等の役員を歴任した。肢体不自由児のリハビリテーションの在り方の確立に貢献するとともに、先天性股関節脱臼の早期診断の開発と普及に尽力する等、障害児の医療、福祉の向上に寄与している。
2 文部科学省 荒木 雅信 パラスポーツに医・科学・情報サポートを導入し、組織的、継続的なサポート活動を行う体制を構築した。その結果、日本選手が海外でも活躍できるようになった。2014年のソチ冬季パラリンピックでは日本代表選手団団長として日本のメダル獲得に貢献した。
3 厚生労働省 市川 宏伸 児童精神科医。日本発達障害ネットワーク理事長。長年にわたり発達障害者支援の臨床に携わり、数多くの関連団体・学会の代表も務め、当事者やご家族、支援者に対する尽力は多大である。また、国の検討会委員も多数務められ、発達障害者施策の推進に寄与した。
4 厚生労働省 井上 博 日本知的障害者福祉協会会長。同団体の要職を歴任した。障害者の望む暮らしの実現に向けて施設入所者の地域移行を推進するとともに、知的障害者の意思決定支援の支援現場での浸透に尽力するなど、長きにわたり障害福祉の向上に寄与した。
5 厚生労働省 及川 清隆 東日本大震災の復興活動において、被災した視覚障害者の声を集め、国等に対する働きかけや国の検討会への参画など、復興支援に尽力した。また、日本盲人会連合(現日本視覚障害者団体連合)の理事等を歴任し、視覚障害者の支援に尽力した。
6 文部科学省 河村 久 全国特別支援学級設置学校長協会会長として文部科学省諸会議委員を歴任し、特別支援学級・通級指導教室の指導の充実をはじめとした特別支援教育の発展に寄与した。また、大学教員として特別支援教育に関する教員養成、現職教員の研修に努め成果を上げた。
7 文部科学省 北村 昭子 永年に亘りパラスポーツの普及に尽力し、特に重度障害者が楽しめるスポーツとして、車いすツインバスケットボールを考案し、全国大会を開催するまでになり、今年で33回目を迎える。また国際大会のコーチとしても活躍し、日本選手団のメダル獲得に貢献した。
8 厚生労働省 栗原 敏郎 自身が会長を務める株式会社大協製作所において知的障害者を中心とした障害者雇用に積極的に取り組んだ。平成20年から現在まで公益社団法人全国障害者雇用事業所協会の会長を、平成23年から29年まで障害者雇用分科会委員を務めるなど、障害者雇用の促進に貢献している。
9 厚生労働省 小中 栄一 富山県ろうあ福祉協会の理事に就任後、聴覚障害者センターの建設に尽力した。聞こえない・聞こえにくい子ども達への人工内耳等の環境整備や支援のあり方に関する提言のとりまとめなどに尽力した。
10 文部科学省 齋藤 幸枝 一般社団法人全国心臓病の子どもを守る会会長として心臓病児の就学及び福祉制度の改善・充実を推進した。足立区役所において福祉・教育の充実に努めた。この間、文部科学省、厚生労働省の諸会議等の委員を歴任し福祉・教育の施策の充実に努めた。
11 文部科学省 坂井 美惠子 全国聾学校長会会長として、聴覚障害教育の振興、教員養成、研究に努めた。定年退職後も大学院で研究を継続し、大学の非常勤講師として聴覚障害教育に関する科目を担当し、学生の障害理解を深めた。また、国立特別支援教育総合研究所運営委員等を歴任した。
12 文部科学省 島﨑 洋二 北海道聾学校長会会長、特別支援学校長会副会長を歴任、聴覚障害者の冬季スポーツの振興、職業教育の充実、手話の指導方法の整備に尽力した。また、日本体育大学附属高等支援学校の開設を担当し、軽度知的障害の高等部教育の充実を図り、経営を行っている。
13 厚生労働省 鈴木 清覺 全国社会就労センター協議会顧問。同団体の要職を歴任。障害福祉制度の充実に貢献した。また、アジア地域の障害者福祉の発展に貢献した。現在は名古屋市を中心に地域の障害者支援を行うとともに、障害者の就労を支援する全国団体の事業推進に貢献している。
14 厚生労働省 竹下 義樹 平成24年から現在まで、障害者雇用分科会の委員を務めてきた。障害者に対する差別の禁止・合理的配慮の提供の事業主への義務付け、精神障害者の雇用義務化、障害者法定雇用率の引上げ等に尽力し、障害者雇用施策の進展に大きく貢献した。
15 警察庁 益子 慶一郎 警察官拝命後に聴覚障害となったが、県警交通総務課において29年余の間、交通事故分析業務にあたり、システムの構築をはじめ業務の高度化に貢献した。また、豊富な経験と知識を生かし、後継者の育成にも積極的に取り組んでいる。
16 厚生労働省 松山 雅則 がんで失声した自らの障害を克服し、失声した喉摘者の代用音声獲得支援に尽力した。また、日本喉摘者団体連合会の理事等を歴任し、現在、会長として喉摘者の支援に尽力している。
17 文部科学省 三室 秀雄 全国特別支援学校肢体不自由教育校長会会長として肢体不自由児教育の充実と発展に努めた。特にコンピュータ等の活用、医療的ケアに関しては検討会委員として施策の充実に寄与した。また、大学において教員養成に携わると共に、ハンドサッカーの普及に努めた。
18 厚生労働省 三宅 初穂 要約筆記者として長年活動を行うとともに、要約筆記指導者として、人材育成などに尽力した。また、要約筆記者養成カリキュラムや要約筆記者指導者養成研修プログラムの策定等に尽力した。

【団体】(50音順)
関係省庁 団体名 設立年月 功績概要
19 文部科学省 一般社団法人
日本自閉症協会
昭和43年5月 結成以来55年間にわたり自閉症児・者の支援活動を行ってきた。自閉症に関わる、理解啓発、相談・支援、調査・研究、施策提言、これらを支える人材の育成を実施し、自閉症児・者に対する教育・福祉・労働の在り方の充実を推進し、成果を上げた。
20 厚生労働省 社会福祉法人
鉄道身障者福祉協会
昭和27年10月 身体障害者福祉法の施行に向け、審議会委員として参画するなど、障害者福祉向上に尽力した。また、身体障害者の更生相談事業や生計困難者への低利融資事業の実施などに尽力した。

(4) 受賞者代表 朗読

心の輪を広げる体験作文 最優秀賞受賞者
 小学生区分 浅沼 稟佳
浅沼 稟佳 朗読写真


II.令和4年度「障害者週間」作品展

全国から募集した「障害者週間のポスター」の全推薦作品の原画及び「心の輪を広げる体験作文」の最優秀作品等を展示しました。
  • 日時 : 令和4年12月3日(土)~9日(金) 10:00~20:00
  • 会場 : スクエア ゼロ(JR東京駅改札内地下1階)
    ※「障害者週間」ワークショップと同会場
  • 動画 : 作品展及びワークショップの模様動画ページを別ウィンドウで開きます

作品展写真1

作品展写真2


III.令和4年度「障害者週間」ワークショップ

(各ワークショップの概要)
体験をテーマに、障害の特性を知っていただくための疑似体験、障害者のための器具やバリアフリーに配慮された商品の実演や使用体験などのワークショップを各団体等と連携し開催しました。

  • 日時 : 令和4年12月3日(土)10:00~16:00、4日(日)11:00~17:00
  • 会場 : スクエア ゼロ(JR東京駅改札内地下1階) ※「障害者週間」作品展と同会場
12月3日(土)10:00~15:30 特定非営利活動法人 ホープ
 「手話・アイマスク体験に挑戦しよう!」
12:00~16:00 公益財団法人 日本盲導犬協会
 「人と盲導犬が笑顔で歩く社会へ~盲導犬のこと、もっと知って~」
12月4日(日)11:00~16:00 市川手をつなぐ親の会 キャラバン隊『空』
 「不自由さを体験してみよう!」
14:00~17:00 東京大学先端科学技術研究センター 当事者研究分野熊谷研究室
 「自閉スペクトラム症の視覚世界を疑似体験しませんか?」 

ワークショップ写真1

ワークショップ写真2

ワークショップ写真3

ワークショップ写真4


IV.令和4年度「障害者週間」オンラインセミナー

(各セミナーの概要)
障害及び障害のある人に関する理解を促進するため、オンライン配信により、障害者週間の趣旨にふさわしいセミナーを各団体等が開催しました。

  • 配信期間 : 令和4年12月3日(土)~28日(水)17:00
  • 配信場所 : 内閣府ホームページ
  1. 公益財団法人 日本障害者リハビリテーション協会
    「発達障害児の読みを支援するデジタル図書「マルチメディアデイジー図書」」
  2. 公益社団法人 日本発達障害連盟
    「こどもをめぐって考える~障害とこども家庭庁~」
  3. 特定非営利活動法人 全国言友会連絡協議会
    「吃音の理解と支援」
  4. 特定非営利活動法人 全国視覚障害者情報提供施設協会
    「読書が困難な方のためのインターネット図書館「サピエ図書館」のご紹介」
  5. 特定非営利活動法人 日本トゥレット協会
    「チック・トゥレット症を知っていますか?~正しい理解と支援のために~」