図表9-1 イギリスにおける関係主体の全体像

主に、イギリス政府、議会、障害者団体、独立した仕組みが実施主体となっている。障害者問題担当室が、条約第33条の中央連絡先兼調整業務のための仕組みとなっている。独立した仕組みとして、平等人権委員会、スコットランド人権委員会、北アイルランド人権委員会、北アイルランド平等委員会の4つの委員会が指定されている。
議会は、イギリス政府に対して、法律の施行や条約との整合性をチェックする役割を担っている。イギリス政府の障害者問題担当室は、地方政府と協力して調整を担当している。障害者問題担当室は、The Disability Action Alliance(DAA)を設立、支援している。障害者団体であるROFAは、シャドーレポートを作成した。独立した仕組みは、障害者団体へのヒアリングなどを行っている。

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